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開催報告 子どもの育ちをみつめる"保育・教育専門講座"
【第3回】「知育・徳育・体育・食育の基礎と実践」

子どもの育ちをみつめる"保育・教育専門講座"


中村学園大学発達支援センターの公開講座「子どもの育ちをみつめる保育・教育専門講座」は、第3回目を迎えることになりました。 毎回、柱になるテーマを設定し、保育・教育の現場で活躍されている先生方はもとより、広く地域の子育て支援にあたっておられる方々の参加を得て、保育や教育のあり方について模索していきたいと考えています。

今年度は「知育・徳育・体育・食育の基礎と実践」というテーマで、平成24年1月と2月に計3回実施しました。講座内容は、いずれも今日保育や教育の現場で関心をもたれている諸問題について取り上げました。

中村学園大学発達支援センター長
f地 勝人

【平成24年1月21日(土)】 開催終了 開催報告はこちら
開講式:13:00〜13:10
Ⅰ.保育所における食育の実践に向けて
1.時間 13:10〜14:30
2.講師
食物栄養学科教授 寺澤 洋子
専門分野:栄養教育
担当科目:栄養教育・栄養指導論、栄養指導論実習、栄養学実習
3.講座内容

 「食育基本法」(平成17年)の制定を踏まえ、「保育所保育指針」(平成20年度改訂)では、保育の内容の一環として食育の推進を位置づけ、健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標としています。
“楽しく食べる子どもに”成長することを目指すには、毎日の生活と遊びの中で食に関わる体験を積み重ね、人との関わりを楽しみ合う子どもに成長していくことが必要です。これらのことを、食育の計画の中にどのように具現化していけば良いのでしょうか。
本講座では、保育所における食育の内容および計画・評価について考えていきたいと思います。

Ⅱ. 幼児期の運動あそびの意義
1.時間 14:40〜16:10
2.講師
幼児保育学科教授 増田 隆
専門分野:発育発達、身体組成
担当科目:体育A、体育B、幼児保育演習
3.講座内容

幼児期における身体活動を伴ったあそび、すなわち運動あそびは、子どもの心身の発育・発達に大きな影響を及ぼします。しかしながら、近年では、子どもの体力・運動能力の低下や小児肥満児の増加などが問題となっており、これらの問題と子どもの運動あそびの現状との関係がクローズアップされてきています。ここでは、これらの問題に関するいくつかの研究結果の紹介を通して、幼児期における運動あそびの意義を考えていきたいと思います。


【平成24年2月4日(土)】 開催終了 開催報告はこちら
Ⅰ. 聴くこと・歌うこと
1.時間 13:00〜14:30
2.講師
教育学部准教授 宮坂 明
専門分野:音楽科教育
担当科目:音楽科教育法、音楽T・U歌唱、声楽
3.講座内容

胎教にモーツァルトを聴くと良いのはなぜでしょうか。音の認識器官である「耳」は、受胎後4ヶ月ぐらいから機能し始め、5ヶ月ぐらいから音に対して敏感に反応します。ただし、胎児に伝わっている音と実際の音には隔たりがあります。音楽を聴くことで母親がリラックスし、心拍や血流が安定するため胎児にとっても良いのです。子守歌はなぜ歌われるのでしょうか。子どもにとってお母さんの声は何よりも安心するものです。乳幼児期に子守歌を含め、多様な音や音楽と出会うことは、音楽能力の獲得にも影響します。
この講座では、音楽を聴くこと・歌うことについて、様々な視点から捉え、実際に聴いたり歌うことを通して考えたいと思います。

Ⅱ. 発想力を高める、多面体折り紙の活用
1.時間 14:40〜16:10
2.講師
幼児保育学科准教授 古賀 和博
専門分野:美術教育、造形制作、基礎造形
担当科目:造形、保育内容表現造形、幼児保育基礎セミナー、幼児保育演習、保育・教職実践演習、アートワールド
3.講座内容

伝承折り紙をはじめ、様々な折り紙が幼児保育の現場では活用されていますが、造形の観点から見て、幾何学やペーパークラフトとの関連が深い折り紙のジャンルもあり、伝承とはまた違った折り紙の魅力を作っています。その一つにユニットによる多面体折り紙があります。この講座では比較的簡単なユニットによる多面体折り紙の演習を通して、保育者、教員自らの発想力・創造力を刺激し、子ども達と行う製作活動の、新たなきっかけづくりを目指します。


【平成24年2月18日(土)】 開催終了 開催報告はこちら
Ⅰ. 現代の保育事情と保育・子育て
1.時間 13:00〜14:30
2.講師
福岡女子短期大学准教授 尾花 雄路
専門分野:教育・保育実践、保育カリキュラム
担当科目:保育原理、カリキュラム論、保育内容各論
3.講座内容

人間としての保育・子育ての基本は、基本として変わらないものです。しかし、社会の変化、地域の変化、家族構成の変化などによって、保育・子育ての事情は変化しています。その変化と、変化が与える保育・子育ての事情について考察していきます。
また、近年の流行的な保育・子育てである“習い事”について、考察します。それは、基本的には子どもたちにとっての様々な技術の上達ですが、その上達は「早期の教育なのか、それとも発達に則しているものなのか」、「必要なものなのか、それとも不必要なものなのか」などを問うことになります。
これらを整理することによって、保育・子育てに関わる実践者に、一石を投じることができればと思います。

Ⅱ. 子どもの健康について
1.時間 14:40〜16:10
2.講師

幼児保育学科講師 中村 宏子
専門分野:小児保健
担当科目:乳児保育、子どもの保健演習

3.講座内容

乳幼児は人生のなかでも最も著しい成長・発達の途上にあります。保育者は、子どもたちがのびのびと安心して、成長し自立できるように支援していきます。
健康的な子どもの成長・発達の鍵は、毎日の生活リズムが整っていることです。そのためには保護者への支援や協力を得ることも業務として大切なことになります。
また、子どものいかなる些細な体調変化も見逃さないように、そして的確な判断と迅速な対応がプロの保育者に求められています。
子どもの健康的な生活について、現状と対応について考えていきたいと思います。


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