図書館

貝原益軒アーカイブ

福岡古地図、筑前国名所図会

右の福岡地図をクリックすると江戸時代(文化年間、19世紀初頭)の福岡、博多をPDFファイル(約600kB)で概観することができる。読みやすいとは言えないが、拡大すると地名や寺社、屋敷の名前を判読することができる。現在の市街地が約200年前にはどのように呼ばれていたかを調べるのは興味深い。市内の各地の変遷を調べるには角川書店の日本地名大辞典40巻が有用である。

益軒の筑前国続風土記に続いて、他の地方では見られないような優れた地誌が作られた。そのうちの一つはビジュアル化を意図して作られた奥村玉蘭(1761-1828)の「筑前名所図会」である。奥村玉蘭は博多に生まれ家業は醤油醸造であったが、画家としても著名であり、禅僧画家の仙厓、漢学者頼山陽や陽明学派の儒者などと親交が深かった。

この本は1821年に完成し、黒田藩に献上して出版を願い出たが、許可されなかった。筑前国続風土記の出版が許されなかったのと同じように黒田藩の機密保持のためであったと考えられる。続風土記と併せて眺められるように「筑前名所図会」の挿し絵の一部(福岡市近傍)をPDF形式で提供することにした。拡大すれば地名なども判読できるであろう。 次のような挿し絵を入力した。

○(大休山:現在の南公園)から眺めた福岡 ○博多港と唐船 ○長崎番船帰帆 ○警固神社 ○若宮社 ○鳥飼八幡宮 ○櫛田神社 ○山笠櫛田入り ○松囃子(どんたく) ○三福神 ○行列 ○酔態 ○水鏡天神(中央区天神) ○綱輪天神(博多区綱場) ○聖福寺(博多区御供所町) ○蓮池(博多区) ○住吉神社(博多区) ○濡衣塚(博多区呉服町) ○箱崎八幡宮 ○放生会 ○玉せり ○香椎宮 ○黒門、唐人町(中央区) ○西新(早良区) ○藤崎 ○百道原八幡 ○姪浜 ○能古島、生松原 ○芥屋大門 ○東油山 ○窟観音(中央区舞鶴)

ページの先頭へ
コンテンツ一覧を表示