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「ホスピタリティ論」が行われました〜福岡市経済振興局〜

平成21年12月1日、流通科学部3年・4年次生を対象とした「流通科学総合講義II(ホスピタリティ論)」の講義が、西4号館4201講義室で行われました。
本科目は、9月から1月の間に計15回、オムニバス形式にておこなわれ、産・官・学の卓越したリーダーの方々を講師としてお招きしています。

第10回目の講義は、福岡市経済振興局長の渡辺正光様をお招きし、「魅力あふれる『おもてなしの都市福岡』を目指して」をテーマにお話しいただきました。

「福岡市には、国内外のお客様をおもてなしする土壌があります」

福岡市は、古くから大陸との交流や文化の蓄積があり、地理的にもアジア諸国に近いという特性を活かすべく、昭和62年の「活力あるアジアの交流拠点都市」基本構想制定以来、アジアを中心とした国際交流により、福岡のまちの魅力をアップしようと様々な取組みを進めているそうです。
その後福岡市では、アジア太平洋博覧会(平成元年)やユニバーシアード(平成7年)、九州・沖縄サミット福岡蔵相会合(平成12年)、世界水泳選手権(平成13年)など、数々の国際コンベンションを開催しています。また、アジアマンスやアジア文化賞などの企画も、アジアを中心とした国際交流でまちの魅力を向上させようという福岡の意思の表れなのだそうです。
これらの取組みの成果や、大都市としての利便性、地方都市としての親しみやすさなどが評価され、英国MONOCLE誌2009年7・8月号では、「世界で住みやすい都市」の第16位に選出、「ショッピング」の分野においては、密集した地域に充実した商業施設が整っているとの評価から、世界第1位に位置づけられたそうです。

今後もさらにビジター受け入れ環境の整備を進める福岡市は、「ビジターズ・インダストリー推進協議会」の取組みとして、クルーズ観光の誘致や、観光スポットを循環するシティループバス「ぐりーん」の運行、9月から11月の期間に多彩なイベントやお祭りを開催する「博多秋博(あきはく)」など、積極的な観光整備を進めていくそうです。

「福岡市のような第3次産業に特化されたまちでは、集客産業に発展すれば、直接的に経済効果が向上します。居住人口減少の時代ですが、交流人口を増やすことで、福岡市の経済活力を維持していきたいです」。理論に裏づけされた渡辺先生の講義は、学生たちにとって地元福岡の新しい発見が満載で、充実した時間となりました。

〜学生のレポートから〜

今日の講義ではいろいろなことに気づかされました。福岡が住みやすい都市として評価されていることは知っていましたが、それを裏付けるデータを示していただき、そこで生活していることを誇らしく思いました。

しかし、国内外のお客様を迎えるとなると、観光名所が少ないと感じていました。「秋博」というお祭りについても今回、初めて知り、広報活動が不足しているのではと感じました。キャナルシティやマリノア、シーサイドももち、福岡ドームなど新しい人工の観光名所だけでなく、古い神社などがあるのならば、もっと多くの人に知らせる必要があり、私たちの世代が観光ボランティアなどの活動に積極的に参加できないかと思いました。

地図を片手に歩いている方々をよく見かけます。授業の最後で、留学生が「福岡は暮らしやすく、市民が親切」と発言していました。うれしかったですし、自分も国内外のお客様や留学生に対して親切に接することが大切だと感じました。

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