学校法人 中村学園 中村学園 2006年日中薬膳・機能性食材博覧会
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薬膳レシピ

日本型薬膳その1
※レシピの分量はすべて1人分です。
メ ニ ュ ー
クコ飯
とろろ汁
鯛ときくらげの姿蒸し
春巻きのブーケ
なつめと蓮子シロップ煮
日本の一汁三菜のお膳文化の主食・汁物・主菜・副菜がそろったバランスのよい日本型薬膳の一例。日本型薬膳では、中医学基礎理論の薬食同源の考えを導入し、「地域の旬」の食材を賢く調理します。1人1食分の量は、器を秤に見立て美しく8分盛りします。約700から800kcalになります。薬膳は、健康増進に寄与する食事なのです。

脳のエネルギーには穀類が必要不可欠です。
茶碗8分目、150gの白飯に赤いクコと千切りの生姜を混ぜます。
クコは中医学では「肝」と「腎」を補い、視力減退を防ぐ「明目」の効用があるとされています。また、抗酸化物質のメラトニンが含まれ肝臓障害に効果的です。
生姜は、中医学で「脾」、「胃」に作用し「姜は嘔家の聖薬」と言われます。辛味成分のジンゲロンやショウガオイルは食欲不振のとき、胃液の分泌を促進してくれます。
クコ飯
<材料> 米…70g
クコ…10g
しょうが…5g

[A]
昆布だし汁…110cc
酒…5cc
淡口しょうゆ…2cc

<作り方>
1、 米は洗ってざるにうちあげておく。
2、 クコは水に浸けて戻す。
3、 しょうがは3cmの長さの千切りにする。
4、 米に調味料[A]を加えて炊く。
5、 炊きあがったら、2、3を混ぜる。
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うまみ成分と吸い口が食欲を増進させます。
かつおと昆布で濃くとった出し汁、100ccを60℃に冷まし、卸し山芋、旬葉野菜の裏ごしたもの、卵黄を合わせます。減塩で美味しく、山芋のジアスタ−ゼの動きで消化を促進させてくれます。乾燥山芋は中医学で「山薬」といい、「脾」を補う健胃効果があります。
とろろ汁
<材料> やまいも…100g
和風だし汁…100cc
ほうれんそう…50g
卵黄…1/2個
塩…1.2g

[A]
やまいも…10g
木の芽…1枚

<作り方>
1、 やまいもは皮をむき、酢水に浸ける。
2、 すり鉢で1をすりおろす。
3、 だし汁を入れて調味する。
4、 2に卵黄と3を入れ、混ぜ合わせる。
5、 器に、4を注ぎ、[A]を飾る。
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良質たんぱく源豊富な魚の王様、日本の祝いに欠かせない鯛。
鯛一尾(150g)の鱗と内臓を取り除き、美味しく食べるために表と裏に4箇所切り込みをいれ、葱と生姜をはさみ酒塩します。鯛は水戻ししたきくらげとあわせて強火で15分間蒸します。
きくらげは中医学で老化予防の「腎」を補います。栄養的には無機質、食物繊維が豊富で便通改善の効果が期待できます。
鯛ときくらげの姿蒸し
<材料> 鯛…130g
きくらげ(乾燥)…3g
わかめ…15g
しょうが…5g
白ねぎ…5g
たけのこ…15g
[A]
酒…4cc
塩…1g

<作り方>
1、 鯛はうろこと内蔵を取り、綺麗に洗って、酒と塩で下味を付ける。
2、 きくらげは水でもどす。
3、 鯛の表と裏に3〜4カ所、切り込みを入れる。
4、 鯛の切り込みに、しょうがを挟む。
5、 4をさらにのせ、2とわかめ、白ねぎ、たけのこを加え、[A]を入れ、強火で15分間蒸す。
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旬の野菜はビタミンや食物繊維の宝庫です。
中付けの器を美しく盛る野菜の量は100から150gです。色鮮やかに茹でた野菜をライスぺーパーで包みます。大豆の栄養価に発酵食品の機能がプラスされた味噌入り芥子酢味噌にレバーぺーストを合わせて料理に添えます。
春巻きのブーケ
<材料> ぎょうざの皮…7g
季節の野菜
アスパラガス…25g
白ねぎ…25g
なばな…25g
みつば…15g
[レバーからし酢みそ]
からし酢みそ…14g
鶏レバー…10g

<作り方>
1、 季節の野菜はゆでて適当な長さに切りそろえる。
2、 鶏レバーはゆでて裏ごしする。
3、 ボールに2、からし酢みそを混ぜる。
4、 ぎょうざの皮で1をブーケのように包み、器に盛り、3のレバーからし酢みそをかける。
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なつめと蓮子は「養心安神」の働きがあり心神不安、不眠に用います。
効能が似ている食材を組み合わせると相乗効果が期待できます。
なつめ蓮子とシロップ煮
<材料> なつめ…20g
はすの実…10g
水…150cc
砂糖…15g
はちみつ…5g

<作り方>
1、 なつめ、はすの実は良く洗って水に浸し漬けておく。
2、 ボールに1を入れ、約30分間蒸す。
3、 鍋に2と水を入れ、砂糖を2〜3回に分けて入れ、ふっくらと煮る。
4、 3の中心がやわらかくなるまで煮て、最後にはちみつを入れて仕上げる。
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■ レシピ作成
中村学園大学 薬膳科学研究所
所  長 内山文昭(薬学博士、薬剤師)
研究員 三成由美(栄養学博士、管理栄養士、中医栄養士)
客員研究員 徳井教孝(産業医科大学臨床疫学講師、医学博士、医師)

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