中村学園大学・中村学園大学短期大学部

食物栄養学科の学生が運営する4号館食堂がスタートしました

2023年4月13日

2023年4月13日、本学4号館1階で、食物栄養学科の2年生が食堂をスタートさせました。
「野菜200g以上、食塩相当量2.5g以下」を目標に「からだの調子を整える」ランチを提供します。毎週木・金曜日、それぞれ限定100食で、4月の献立テーマは「入学お祝いランチ」です。オープン初日の13日は、学生や教職員が多く訪れ、販売後すぐに売り切れてしまう盛況ぶりでした。

この取り組みは、「給食管理実習(校内)」の調理実習の一環で、学生たちは4号館食堂の“運営”を通して、大量調理の技術を向上させるほか、レシピ開発、集客方法の検討、接客、チームワーク、仕入れにかかる予算管理等、食に携わる者として必要なあらゆるスキル、実践力を強化することを目的としています。栄養士を目指して日々学ぶ学生にとって、学びの実践の場であり、挑戦の場でもあります。

ランチを食べた学生からは「本当に美味しくて驚いた」「野菜を美味しくたくさん食べられて助かる」といった声のほか、「ほかの学部の学生が何を勉強しているか、知ることができてよかった」「同じ学年の学生が、こんなに調理ができてすごい。ナカムラならではの取り組みだと思う」という感想が聞かれました。
厨房にいる学生に「ごちそう様でした。美味しかったです」と笑顔で声をかける学生や教職員の姿が数多くみられ、食を通じた新たな交流が生まれたようでした。

この食堂の運営を始めるにあたって、食物栄養学科の学生たちは食と健康、食と環境のあり方について、さらに学びを深めています。
食堂の献立には栄養価の高い「金芽米」を取り入れ、他大学や企業との連携も図っています。調理ででた生ごみをたい肥に変えるコンポストや、未利用食品を用いたフードロス削減のレシピ開発にも取り組む予定です。

▾東洋ライス株式会社様HP「金芽米」
https://www.toyo-rice.jp/brand/kinmemai/