中村学園大学・中村学園大学短期大学部

柳川の未利用食品「シオフキ貝」を4号館食堂で提供しました

2023年5月1日

4月27日、食物栄養学科の学生が運営する4号館食堂で、柳川の未利用食品「シオフキ貝」を用いたランチの販売が行われました。
シオフキ貝は、近年、有明海で大量発生していますが、砂抜きに手間を要するなど、アサリ等に比べると食用としての認知度が低く、一般に流通していません。

食物栄養学科 仁後 亮介講師のゼミでは、このシオフキ貝を用いたレシピ開発を通してフードロス削減について取り組んでいます。学生たちの学びの実践として、また、SDGs推進の具体的な施策のひとつとして、共同研究を進めている福岡県水産海洋技術センター有明海研究所からのご提供で、4号館食堂の献立に「柳川産シオフキ貝の味噌汁」を取り入れました。

シオフキ貝の味噌汁を食べた学生たちに話を聞くと、「シオフキ貝のことは知らなかったが、身がぷりぷりしていて美味しかった」「だしがしっかりきいていた」という感想が聞かれました。
今後も4号館食堂では、学生たちの学びを実践し、持続可能な食を提案する予定です。

今回の献立には、柳川市水産振興課のご協力を得て、福岡有明のりもご提供いただきました。福岡県水産海洋技術センター有明海研究所、柳川市水産振興課の皆様に感謝申し上げます。

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