中村学園大学・中村学園大学短期大学部

トライアルグループ株式会社明治屋様との「お弁当プロジェクト」がスタートしました

2025年6月5日

5月29日(木)、食物栄養学科1・2年生を対象に、トライアルグループ株式会社明治屋様との商品開発プロジェクト説明会を開催しました。

明治屋様は、『食のプロ』が持つレシピやアイデア等を活かしたお惣菜を提供されており、トライアル店舗でオリジナルの惣菜やお弁当を販売されています。食物栄養学科では、食を通じて地域に貢献することを目的として、今年度で第3回目となる明治屋様と「お弁当協働商品開発プロジェクト」を実施します。

まず、明治屋代表取締役社長の久保健太郎様より、同社についてご説明いただいたのち、商品開発部の田中様より同社での商品開発の流れを説明していただきました。続いて、同社で活躍する食物栄養学科の卒業生として、垣内レナ様、古賀雛乃様、松ノ内花香様、谷口雄樹様に仕事のやりがいや面白さについてお話しいただきました。食の現場で活躍する先輩方の話に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
本プロジェクトをきっかけに商品開発に興味をもち、同社に入社された先輩方もおり、学生たちが自分の将来を考える良いきっかけとなりました。

今年度のプロジェクトのテーマは、1年生が『同世代(10~20代)に勧めたいお弁当・丼』、2年生が『1日分の野菜半分以上が摂れるお弁当』です。最も高く評価された学生の提案は商品化され、トライアルの実店舗で販売される予定です。久保社長からは、商品開発では、味だけでなく、見た目、コンセプト、ネーミングも大切であり、それらのポイントについて「自由な発想で考えてみてください」とアドバイスをいただきました。

商品開発のプロである明治屋様とともに取り組むこのプロジェクトは、学生にとって実践力を磨く大変貴重な機会です。7月に実施予定の審査に向けて、早速学生たちは検討を始めました。