こはく本舗様との「お弁当共同開発プロジェクト」がスタートしました
食物栄養学科では、食を通じて地域に貢献することを目的に、トライアルグループ株式会社こはく本舗様との産学連携による「お弁当共同開発プロジェクト」を実施しています。学生が考案したお弁当が実際に店頭で販売されるという『学び』と『ビジネス』がつながるプロジェクトです。
5月15日、今年度で第4回目を迎える本プロジェクトのスタートとして、食物栄養学科1・2年生を対象に説明会が開催されました。
説明会では、まず、こはく本舗代表取締役社長の北川雅章様から、こはく本舗の食へのこだわり、そして近年の高齢化や外食需要の変化に伴う食産業の変化について、また「おいしいものを食べたい」という消費者ニーズに応え続ける重要性についてお話いただきました。
次に、商品開発室の田中様からは、商品づくりを担う同部署の役割や他部署との連携の仕組み、さらにアイディア出しから商品化に至るまでの具体的な開発プロセスについてご説明いただきました。ヒット商品が生まれる背景には、和洋中のプロの職人が持つ技術を「中食」に落とし込み、全国の店舗で最高の味を再現する工夫があることが紹介されました。
続いて、同社で商品開発やバイヤーとして活躍する谷口様をはじめとする本学科の卒業生5名が登壇しました。在学中のこのプロジェクトをきっかけに商品開発に興味を持ち、同社へ入社した卒業生が活躍しています。1年目から開発に携われる環境の魅力や、自身のアイディアが全国の売り場に並ぶ仕事のやりがいについてエピソードをお話しいただきました。食の現場で活躍する先輩方の声は、学生たちが自身のキャリアや将来について考えるうえで、大変良い刺激となりました。
説明会の後半では、今年度のプロジェクト概要とテーマが発表されました。今年度のテーマは以下の通りです。
1年生:『これだったら買いたい私のおすすめ弁当』
2年生:『食塩相当量3.0g以下 スマソる弁当』
今年度はさらに実践的なテーマで、お弁当に一本化しています。開発では、使用する食材の制限は基本的になく、学生ならではの自由な発想を最大限に生かせるテーマとなっています。
一方、2年生のテーマは福岡県が推進する「スマソル」を取り入れたもので、食塩相当量を3.0g以下に抑えるという条件下で満足できる美味しさをいかに実現するか、これまで学んできた栄養の知識と調理の技術をフル活用する課題です。
学生たちは、ターゲットを明確にし、価格や原価計算、彩りやコンセプトなどを意識しながら、約1ヶ月間の試作検討に入ります。
7月に実施予定の審査会(試験)では、明治屋様の職人やバイヤーの方々による「試食」を受けることになり、より本格的な審査が行われます。
審査を経て選ばれた最優秀作品は、今年11月から1カ月間、昨年度と同様に九州全域のトライアル店舗で販売される予定です。
