中村学園大学・中村学園大学短期大学部

本学にて「日本経営診断学会 第59回全国大会」が開催されました

2026年9月30日

9月26日(土)、27日(日)の2日間、本学キャンパスにて「日本経営診断学会 第59回全国大会」が開催され、本学の教員や学生も参加しました。

日本経営診断学会は、経営診断に関する研究やその普及、経営診断に携わる方々の交流などを目的としています。今回の全国大会では、「企業経営と海外進出-国際化を志向する企業と市場開拓-」をテーマに、会員による研究発表や外部講師を招いた講演、懇親会などが行われました。

特別講演では、株式会社ふくや 代表取締役社長 川原武浩氏を講師に迎え、「ふくやの海外進出の変遷」をテーマにご講演いただきました。

講演では、「ふくやの変遷」「過去に実施したふくやの海外展開とその結果」「今後の海外展開に向けた方針」の3つの内容に沿ってお話しいただきました。

はじめに「ふくやの変遷」について、明太子のルーツをはじめ、企業としてのふくやの成り立ちや、明太子が誕生するまでの苦難などが紹介されました。

続いて「過去に実施したふくやの海外展開とその結果」について、これまでの実績に加え、その経験から得られた反省点や課題についてご説明いただきました。大会のメインテーマにもつながる内容で、ふくやのみならず、明太子業界全体が海外展開を進める上での課題についてもお話しいただきました。

最後に「今後の海外展開に向けた方針」について、これまでの海外展開で見えてきた課題への対応策に加え、「ふくや」という企業を経営していく上で考えられる今後の選択肢をご提示いただき、これからの事業展開や経営に対する考えをお話しいただきました。

講演終了後には質疑応答の時間が設けられ、海外展開に関する質問のほか、経営に携わる参加者ならではの視点から多くの質問が寄せられました。講演内容をさらに掘り下げながら、実践的な企業経営について考える機会となりました。

また、今回の全国大会には、実行委員長の中川 隆教授のゼミに所属する学生も、運営スタッフとして参加しました。学生たちは、受付や質疑応答時のマイクの受け渡し、懇親会でのドリンクの準備などを担当し、大会の円滑な運営をサポートしました。

運営スタッフとして役割を担いながら講演を聴講した学生は、「普段の講義で学ぶ経営学とは異なる視点から、企業理念や社会貢献を大切にするふくやの経営について触れ、企業経営をより実践的に考える貴重な機会となった」と振り返りました。

特別講演だけでなく、研究報告や懇親会など、2日間を通して経営診断の研究や実務に携わる多くの方々が一堂に会する貴重な機会となり、学生にとっても学びを深める機会となりました。