中村学園大学・中村学園大学短期大学部

【G-TEP活動報告】オーストラリア・メルボルンでの海外教育演習・在外教育実習報告会を開催しました

2026年5月1日

教育学部では、多様な視点と語学力を備えた教員を養成するため、現地校での海外教育演習と在外教育実習を行う本学独自の「グローバル教員養成プログラム(G-TEP)」を展開しています。

4月23日、G-TEP参加学生による、オーストラリア・メルボルンでの研修および教育実習の報告会が開催されました。

【第1部】海外教育演習の報告(2月22日~3月8日)
第2期生となる2年生が、現地の小学校や日本人学校で行った活動について報告しました。三味線や日本の紋様、花火アートなどを取り入れた日本文化紹介の授業に加え、獅子舞のパフォーマンスを通して現地の子どもたちと交流した様子が紹介されました。学生たちは、木製の獅子頭を日本で手作りし、分解して運んだ後、現地で組み立てて披露したそうです。獅子舞のパフォーマンスでは、現地の児童や先生方も大いに盛り上がったとのことで、報告会に参加していた学生たちも興味深そうに聞き入っていました。

学生たちは、文化的背景の異なる子どもたちに日本文化の本質をどのように伝えるか、一年間かけて模索しながら授業づくりに取り組みました。教材研究や準備の過程での試行錯誤は、普段は当たり前になっている日本文化の意味や価値を改めて見つめ直す機会にもなったようです。

【第2部】在外教育実習の報告(2月11日~2月22日)
メルボルンに再渡航した第1期生2名が、日本人学校で行った教育実習について報告しました。環境音(身の回りにある音)から音楽を作る授業や、世界の米料理を調べる総合学習を展開しました。環境音をきっかけに、子どもたちが自分の生活環境に興味を持つ様子や、料理を調べるだけではなく、材料や料理の詳細まで踏み込んで調べる姿がみられたそうです。伝え方や板書といった指導力不足を反省する声のほか、「多様な文化に触れている子どもたちの背景やクラスの雰囲気を、もっと授業に生かせたのではないか」といった振り返りもありました。

報告の最後には、「広い視野で教育を考えられるようになった」「将来は海外の日本人学校で働きたい」と語られ、海外での貴重な学びと、教員キャリアに向けた力強い決意が感じられました。