中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「絵本制作ワークショップ〜糸と言葉で作るオリジナルの絵本〜」が開催されました

2026年9月1日

8月1日(土)、中村学園大学6号館にて、教育学部の野中千都先生、倉原弘子先生による「絵本制作ワークショップ〜糸と言葉で作るオリジナルの絵本〜」が開催されました。 ワークショップには、野中ゼミ・倉原ゼミの学生をはじめ、近隣の幼稚園や保育園で働く保育者、遠方からオンラインで参加された保育者など40名が参加し、対面とオンラインの両方で交流を行いました。

今回のワークショップは、「紡ぐ」をテーマに実施されました。はじめに野中先生から、「言葉を紡ぐ」という視点についてのお話があり、「こ」から始まり「こ」で終わるしりとりを通して言葉遊びについて考えました。また、野中先生手づくりの毛糸を使ったしりとり絵本の読み聞かせもしていただきました。

その後、倉原先生からは「毛糸を紡ぐ」という視点から、織り機の使い方について説明があり、先生が制作された資料を参考にしながらコースター作りに取り組みました。

参加者は持参した毛糸を使い、それぞれ工夫を凝らしながら、さまざまな色や大きさのコースターを制作しました。完成したコースターを絵本のページに取り入れ、「繋がり」をテーマにオリジナルの絵本を作成しました。完成した絵本からは、制作者それぞれの個性や、毛糸ならではのあたたかさや柔らかさが感じられる作品となっていました。

制作後はグループに分かれ、対面とオンラインの参加者が、それぞれ制作したコースターや絵本の構想について紹介し合いました。夜空を表現した絵本や花をイメージした絵本など、毛糸の色合いを生かした作品や、しりとり絵本以外にも「繋がり」を表現した作品が数多く見られました。「自分だけでは思いつかない発想だった」「参考にしたい」といった感想も聞かれ、あたたかい雰囲気の中で交流を深めることができました。また、野中ゼミ・倉原ゼミの学生にとっても、現役で働く保育者と交流する貴重な機会となり、自身の将来について考えるきっかけにもなりました。

今回のワークショップでは、「言葉」と「毛糸」という一見異なる素材が組み合わさることで、新しい表現や発想が生まれる面白さを実感することができました。また、参加者同士が作品を紹介し合う中で、一つのテーマでも表現方法は人それぞれ異なることに気づき、多様な考え方や感性に触れる貴重な機会となりました。学生と保育者が立場を越えて交流しながら学び合うことで、新たな視点や学びを得ることができ、創作する楽しさや表現することの魅力を改めて感じることができた充実した時間となりました。

中村学園大学 教育学部 児童幼児教育学科 4年 大山 華果