津田ゼミ～栄養系学生なら知っておきたい世界の食文化（イタリアのベジタリアン文化を学ぶ）～
2023年5月11日
5月10日、フード・マネジメント学科の津田ゼミでは、ローマ出身でイタリア会館・福岡の副館長を務めるレオナルド・マローネ先生をお招きました。
個人の信条から肉や魚を摂取しないレオ先生ですが、豚骨やもつ鍋など、肉を使った郷土料理の多い福岡で、ベジタリアンとして生活するには難しいことが多いようです。
たとえば、そばが好物とのことで、市販のそばつゆには動物性の食材が使ってあることが多いため、ご自身で昆布だしでつゆを作られるそうです。
また、イタリアに比べて、日本のスーパーではオーガニックな食材を購入するのが難しく、「食材を購入する時に、どのような添加物が使われているのか確認すべき」というご意見でした。
レオ先生の講義は、お勧めのイタリア野菜、地産地消、ファストフードでのベジタリアン対応など、豊富な内容で、将来、食品企業への就職を目指す学生たちにとってとても有益なセミナーとなりました。
