お知らせ

園長のささやき

鬼とは誰か

2018/02/03

2月3日は節分、幼稚園でも鬼退治の豆まきをしました。
鬼が飯盛山からやってきました。なぜかネックウォーマーを
していましたが、大人が見てもリアルで怖かったですよ。


(今度、年少になる娘が、こども園で作ったお面です)

さて、退治された鬼は、何を考えているのでしょう。
このことを、私は高校生の頃に考えていました。もっとも、
当時は「鬼」ではなく、「バルタン星人」について考えていました。
バルタン星人が地球に来た背景などは、ググっていただきたいと
思います(簡単に言うと、バルタン星人が地球に来た時の、
地球人の対応がまずかったのです)。

バルタン星人には、バルタン星人なりの論理、考えがあります。
バルタン星人の論理で正当化できることが、必ずしも地球人や
ウルトラマンの論理でも正当化できるとは限りません。それと
同じで、鬼の論理では正当化できることが、人間には通用しない
ことがあります。文化の違いと言ってもいいでしょう。

もちろん、現代社会では互いの「生命や権利を尊重する」ことを
前提として、互いの文化を尊重することが常識となっています。
誰かを誘拐したり、他人の財産を奪ったり、殺傷行為を行う
ことは、現代の人間社会では許されません。しかし、もしかしたら、
鬼の社会では許されることがあるかもしれません。江戸時代の
日本でも、武士の権利に「斬捨御免」がありました。

そうそう、私が研究している東南アジアのタイでは、鬼はお寺に
います。日本の鬼のように毛皮のパンツをはいてはおらず、上も
下も服を着ています。タイ語で「ヤック」、漢字では「夜叉」です。
バンコクの国際空港に巨大なヤックがいます。タイに行く機会が
あれば、帰路の搭乗手続きの時に会えますよ。

 
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