スクールバス2台にゆられて、
でかけた年中組の目的地は
もーもーらんど油山牧場です。
前日から雨降りだったので、
当日、出発するまで雨が降らないか
ずっと心配をしていた年中の子どもたちは、
「てるてるぼうず」を作って
願いをおてんとうさまに届ける、
昔ながらのおまじない方法を知り、
せっせと、てるてるぼうずを作っていました。
子どもの一生懸命な遠足にでかけたいという願いは
無事に空に届いたようです。
どんどん遠足日和の天気に代わっていきました。
背中に大きなリュックを背負って、
クラスの友だちと一緒に歩いて行動することは、
コロナ禍になって、
なかなか実行できなかった大事な経験のひとつです。
油山の中腹にある目的地の牧場のでこぼこ一本道を、
時間をかけながらしっかりと歩きました。
1日の中で、幼稚園とは異なる色々な体験ができました。
・全員で街並みが小さく見える景色
・牛舎におとなしく並ぶ牛が、
突然、鳴き声を上げて
子どもたちを見つめながら
近づいた時の牛の体の大きさ
・コスモス畑のピンクや白の風に揺れる
やわらかな風景の美しさ
・一本道の坂道を上った時には、先生の声掛けに励まされながら、
お弁当を食べる場所が見えてもなかなかたどり着かずに
思わず足がとまる友だちを励ます子がいたり…
さまざまな経験を山の自然あふれる中で満喫できた、年中組のバス遠足でした。