2台のスクールバスででかけた年少クラスは、
先生方とバスの運転手さんの計らいで、
目的地に行く前に、ちょっと寄り道。
小高い住宅街の小道で
福岡市内が一望できる車窓を楽しみました。
その次に立ち寄ったのは、
さらにそこよりも高い場所に位置する、
三陽中学・高等学校の坂道を上りきった
一番上の校舎近くです。
立派な校舎の横をかわいい動物のイラストが入った
スクールバスが通るギャップがとても面白い風景になりました。
ちょうど授業中だったようで、
生徒さんの姿は見られずとっても静かな学校でした。
次回はぜひ、中学生や高校生のみなさんと
ふれあう交流が一緒にできたらいいなと思っています。
そのあとバスに揺られて到着した場所は、
今回の目的地、今宿野外活動センターでした。
友だちと手をつなぎ、坂道を列になって歩く姿に、
年少クラスの子ども達には、集団で行動する動作が
身についてきていることが伺えました。
ログハウスが見える芝生広場は
子どもたちが楽しみにしていた活動ステージです。
山林にある緑の芝生と青空しか見えないスケールの広さの中では、
元気はつらつの子どもの声もきれいに吸収されてしまいます。
うわあ~といいながら駆け下りる時に、
自分の足が追い付かないくらいスピードがでて、
何人も途中で転んでいました。
でも、ふっかふかの芝生の上ですくっと起き上がり、
再び駆け出してコロコロと走り降りていました。
中には、頭を坂の下の方に向けた
ほふく前進をするチャレンジャーも
現れました。
すべって、転んで、はしり降りて、
止まって、大笑いをしてはしゃぐ…
あちこちに子どもたちの笑顔が
いっぱい広がっていました。
シンプルな遊びは、好奇心をそそり、
自分のペースで自然にふれあえる環境の中で、
思い切り「走り回る」ことが遊びとなっていました。
今の年少組の興味や関心にぴったりで、
芝生広場の特徴をしっかり活かして遊びこみ、
大満喫できた様子の子どもたちでした。