園長のささやき

ものこわし 自宅でできる遊び③

これだけの長い間、家で過ごすと、どうしてもストレスが溜まって
しまいます。何かを壊したい衝動に駆られるかもしれません。

植物も分解することで、その構造がわかります。
 実際には、チューリップなど大きな花がしやすいですね。

ならば、壊しましょう! 正確に言うと、ものを捨てる前に、
それを分解したり、切ったりしてみましょう!
佐賀県立宇宙科学館に、「ものこわし」というステキなサイトが
あります。ここでは、例えば、歯ブラシや、泡が出るポンプの分解の
説明があります。

さぁ、壊れた時計や、捨てる前のおもちゃを、分解しよう!
読まなくなった絵本を、解体しよう!
紙箱を分解して、構造を見てみよう!
着なくなった服のチャックを、解体しよう!

使わなくなったホースや、オーディオ機器のコード、野球や
サッカーなどのボールを切って、断面を見よう!

古いパソコンも、ハードディスクを取り出すついでに、分解しよう!
私も以前、幼稚園の先生が持っていた、壊れたUSBメモリを嬉々として
分解したことがあります。「こんな小さなところに、いっぱい記録
できるんだ!」と、感動しました。

壊したり、切ったり、分解することで、そのものの仕組みや構造が
よくわかります。これらの経験を積み重ねるほどに、ものを作ったり、
修理したりするときの、コツやカンがわかります。

ただし、幼稚園のお友達は、おうちの大人の方と一緒に、壊したり、
分解したりしてくださいね。決して、一人でしないこと!!