園長のささやき

保育の健康

幼稚園における保育や教育の根本には、「幼稚園教育要領」があります。
すべての幼稚園は、この要領に基づいて毎年、毎学期、毎月、毎週、
そして毎日の計画を立てています。

幼稚園で、たんぽぽのお花を見つけました!

幼稚園教育で大切なことは、「遊ぶ」ことです。子どもたちが
健康に毎日を過ごし、安心して遊べることが、基本中の基本です。
先生や友達の触れ合い、保育室の中でも、園庭などの戸外でも、
思いっきりいろんな遊びをして身体を動かせるように、配慮しています。

もちろん、衣服の着脱、食事、排泄などを自分でできるようになり、
自ら園生活を整えることも「健康」には大切です。年長さんでは、
自分たちで一日のスケジュール管理をする「いきっこday」もあります。
この日は、先生が子どもたちに「○○する時間」などを伝えません。
これらの日常的な活動の場で、子どもたちは日々、できることが
増えていきます。「させられる」ではなく、「できるように
なりたい!」という気持ちを大切にしたいものです。

この1月は、寒さと暖かさが入り交じる、不思議な気候です。
この中、半袖半ズボン、あるいは裸足で元気に走り回っている
子どもたちがいます。各クラス、発熱などの病気で欠席する子どもが
いないか、ほとんどいないことは、子どもたちが「健康」に
過ごしている証だと思います。