子どもたちは日々、いろんな方法で自分の考えを表現しています。
何かの絵をかいたり、ものをつくったり、言葉を発したり…。
ものをたたいて音を出したり、歌ったり…。身体を動かすことも
ありますね。
(こあらさんに登場する、鬼のお面です)
これらは「造形表現」や「音楽表現」といいます。
自分の作りたいものを作り、したいことをする。
とっても楽しいひとときです。もちろん、保育の中でも
つくったり、歌ったり、身体を動かしたりします。
大人も子どもも、表現を豊かにするためには、「本物」を
見聞きすることが大切です。実物(本物)を目で見て、
耳で聞き、触れてみて、嗅いでみて、味わってみる。
自分の感覚をフルに活かすのです。
みなさんも、初めて見た演劇、初めて聞いた太鼓の演奏、
あるいは初めて見た朝日や夕日、一面の雪景色などを、今でも
覚えている、ということがあると思います。本物のすごいところは、
その経験がずっとずっと残るということです。それらが、
表現の糧になるのです。