落ち葉を腐葉土にして再利用

園庭が広い壱岐幼稚園。夏には多くの草がはえ、秋には多くの葉が落葉します。除草した草や落ち葉を一カ所に集め、シートをかけ、腐葉土にしています。それを、畑や花壇、プランターに利用しています。時には、カブトムシの飼育用に使うこともあります。草や落ち葉を集める場所は、子ども達の遊び場の一画にあり、いつでも、その上に乗ったり、シートを開けて覗いたりし、土へと変化していく様子を身近に感じています。腐葉土を利用する際には、子ども達自身が土をふるいにかけて、大きな枝や石を取り除くこともあります。子ども達は、一連の流れを通して、自然の循環を肌で感じています。さらに、大量の土を購入する回数を減らすことができます。「ゴミが減る」「土を利用できる」「子ども達が学べる」というように、一石三鳥のような取り組みです。