年長組にとって最後の運動会に向けての活動は、「運動会する?しない?」という話し合いから始まりました。「お父さんお母さんにかっこいいところを見せたい!」、「あさひ幼稚園でするの最後だからしたい!」等の声がたくさん出てきて、みんなで運動会をすることに決めました。
今年の年長児は、1学期に地下鉄でいろいろな場所へ出かけました。そこで今回の運動会では、地下鉄のシンボルマークをイメージした組体操、そしていろいろなことにチャレンジしてきた子ども達にぴったりな「やってみよう」という曲を踊ることにしました。
組体操では、地下鉄のシンボルマークを身体で表現してみることから始まりました。練習を重ねていく中で、友達と息が合わないことや、上手く技ができないことに、「悔しい」という気持ちが出てきました。その気持ちを友達や保育者と伝え合い、教え合っていく中で、少しずつまつふじみんなの気持ちが1つになっていきました。「やってみよう」のダンスでは、振り付けを考えたり、まつふじでダンスを見せ合ったりしながら、楽しんで踊っていました。
クラス対抗のリレーでは、初めはバトンを落としてしまったり、勝負に負けて落ち込んだりしていました。どうやったら勝てるのか、どうやったらバトンを渡したら落とさないか等を考え、バトンを渡す練習をしたり、走順も自分達で決めたりしました。回数を重ねていくうちに、最後までバトンが繋がるようになり、応援の声にも熱が入ります。リレーで着るゼッケンを見ると、「これ着て走るのかっこいいね!」と嬉しそうにしていました。
クラスで力を合わせて、綱引きをしました。最初は、力の入れ方が難しい様子が見られましたが、各クラス会議を開いて、「かけ声があったほうがいいと思う!」、「空を見て引っ張ったらいいのかな」と少しずつコツを掴んでいました。勝敗もある綱引き。みんなで力を合わせて綱を引っ張ります!
幼稚園最後の運動会。1人1人がいろいろな想いをもって活動に懸命に取り組んできました。
当日はどのような姿が見られるのか楽しみです♪