園の様子

夏のまつふじデー・わくわくデー

 年長組になると、“夏のまつふじデー”があります。

6月までに子ども達は園庭で、水遊びや泥遊びを楽しみながら夏を感じていました。

そこで、幼稚園で過ごす最後の夏を思い切り遊び込めるように子ども達のアイデアを取り入れて遊びのコーナーを作りました。

滑り台から水を流してウォータースライダーにしたり、ボディペイントや色水の実験コーナーを作ったり、思い切り水掛け遊びをしたりと様々でした。

自分だけでなく、友達も楽しめるように譲り合いながら、遊びに没頭する姿が見られていました。

 

 

 

 

1学期の最後には、少し遅い時間まで幼稚園で過ごす“わくわくデー”があります。

わくわくデーでは、水遊び以外の夏ならではの遊びを考えました。

 

スイカを育てていることから、「スイカ割りをしたい」という声が多く挙がりました。

その一方でみんなが割るにはスイカが足りないことに気付きました。そこで、話し合いをすると、折り紙で作る風船を大きな紙で一人ずつ作ることで、全員がスイカを割ることが出来るということになり、当日は模造紙でオリジナルのスイカを作り、グループ毎にスイカ割りを楽しみました。

 

 

 

 

昼食は保護者の方が作ってくれた弁当を食べ、夕飯は自分達で育てたオクラやトウモロコシなどの夏の野菜を使ったカレーを作りました。

自分で一口サイズに切った野菜を盛り付け、この日の為に染めて作ったランチョンマットを使って食べるカレーは「今までで一番美味しい!」と喜んでいました。

また、今回カレー作りの話で「ご飯は炊飯器があればいい。」との声もあったので、日々の保育の中でガラス鍋と火を使って炊飯をしました。

米が膨らむ過程を真剣に見て、出来上がったご飯やおこげを食べて「せんべいみたい!」と喜んでいました。

 

 

 

 

少し暗くなった園庭で、ファイヤースターターという道具を使い、火花を出して火おこしをしました。今までの活動で火の大切さや危険を知った子ども達は、自分達が作った灯籠の火を使って線香花火を楽しみました。また、サプライズの噴出花火を見ると大興奮でした。

その興奮が冷めない中、自分達が作ったお化け屋敷の中に入ると、中に隠れていたお化けにびっくりして泣きだす子もいましたが、グループのみんなと励まし合いながら無事にゴールすることができました。

 

 

 

夏ならではの遊びを満喫した子ども達。

幼稚園最後の秋も冬も楽しいことをたくさん考えて、素敵な思い出を作ろうね♪