様々な行事を通して、少しずつクラスで活動する楽しさを感じるようになってきた、まつ組の子ども達。運動会を終えると、子ども達の口から「発表会」という言葉が出てくるようになりました。
絵本の読み聞かせが大好きなまつ組は、みんなが好きな絵本の内容を組み合わせて、オリジナルの物語を作ることにしました。
登場人物や物語の場面については、“まつぐみかいぎ”で話し合って決め、意見が分かれて困った際には、友達の意見に耳を傾けてみたり、投票という新しい方法で決めてみたりしながら、話し合いを進めました。
大道具や小道具制作では、最初に同じ役の友達と集まってアイデアを描き出した後、必要な材料を用いながら、協力して作りました。
また、制作をする中で、発表会のイメージも少しずつ浮かんできたようで、友達と一緒に台詞や動きのアイデアを出し合う姿も見られました。
劇中で歌う曲は、これまで歌ったことがあるものの中からお気に入りのものを選び、内容に合わせて自分達で歌詞も考え直しました。
また、ステージの上で思い切り体を動かして練習していくうちに、「こんな振りをつけたらどうかな?」と、子ども達の中から様々なアイデアも出てきて、本番に向けて気持ちが高まる様子が感じられました。
学級閉鎖により、予定よりも少し遅れてのリハーサル・本番となりましたが、発表会当日は、これまでの練習の成果を披露できることを楽しみに登園する姿が見られました。
本番では、大勢の観客を前に緊張した様子でしたが、台詞が分からなくなってしまった時には横からコソッと教え合ったり、一人で言うことに自信がもてない時には、「せーの!」と声を掛け合ったりしながら、最後まで力を合わせてやり遂げる姿が見られました。
発表会を終えて、クラスの仲もより一層深まったまつ組。
残りの幼稚園生活も、友達と笑い合ったり、時には意見をぶつけ合ったりしながら、一緒に支え合っていきたいと思います♪
日程の変更やオンライン配信等において、保護者のみなさまのご理解とご協力をいただきありがとうございました。