発表会当日は、緊張した面持ちで登園してきたゆり組の子ども達。そんなゆり組の子ども達と、劇をつくりあげていくまでの過程をお伝えします!
ゆり組は、『せんろはつづく』の絵本をモチーフにした劇を行いました。もともと段ボールで電車やバスを作ったり、日々の保育の中で「線路は続くよどこまでも」や「バスごっこ」を歌ったりするなど、乗り物と関連付けて遊ぶことが好きでした。最初は、保育室で劇ごっこをするために、ステージと同じように目印のテープを床に貼りました。
どんな障害物が出てきて、どんな方法で解決していくのか。また、どんな役になりたいのかを子ども達と話し合いながら決めました。どんな風に演じると見ている人に伝わりやすいのか、ということを考えるために、他クラスのリハーサルの様子なども観覧しにいきました。
小道具や背景の作成も、役割分担をして作りあげました。子ども達から「これが必要なんじゃない?」という声があがり、自分が選んだ役割を責任もって最後までやり遂げようとしていました。発表会が近付くと、緊張している姿も見られたため、クラスの友達の前で大きな声でセリフを言ってみる練習なども行いました。
当日は、保護者の方の前でやっと今までの練習の成果が見せられることを伝えると「やったー!」という声も挙がりました。「上手にしようとしなくていいんだよ、皆が楽しそうにしていることが見てる人は一番嬉しいよ。」と何度も伝えてきました。緊張している子もいましたが、いつもと同じようにリラックスしてやり遂げることができていました。
発表会後も衣装を着て遊んだり、遊びの中でセリフを言ったりして発表会の余韻を楽しんでいます。
保護者の皆様も、たくさんご協力いただきありがとうございました。大きく成長した子ども達と過ごす、これからの時間も楽しみです♪