園庭にも少しずつ春が近づいてきました。
年中組の子ども達は、進級が近づくにつれて、期待と緊張が入り混じっているようです。
1年間、一緒に遊んだクラスの友達に、自分の気持ちを絵や文字で伝える『手紙ごっこ』では、文字に興味をもって書いてみようとしたり、開けた時に期待がもてるように工夫しながら描いたりしていました。また、大学の学生が作った地産地消に関するすごろくも行いました。福岡の食べ物について知りながら、書いてある文字を自分達で読むなどして文字にも親しんでいました。
最近は、カラオケ大会を楽しんでいます。発表会での経験や、一年間を通して得たクラスの友達への安心感から、以前より自分のしたいことを自分なりに表現することを楽しんでいます。また、ルールのある遊びにも少しずつ取り組むようになりました。最初は、保育者と一緒に、そして次第に自分達で「こうしようよ!」と話し合いながら遊びを展開しています。
継続しているチャレンジタイムでは、「のぼり棒10秒つかまりチャレンジ」をし、苦手意識を持っている子でも、みんなで取り組むことで一歩踏み出す姿が見られました。また、お手玉にも興味をもちはじめ、10回上に投げることから楽しんでいます。
おにぎりデーの日に好きな形に握って楽しそうに食べたり、テラスで給食を頂いたりして様々な方法で、給食を楽しんでいます。暖かさの中で給食を頂いたことで、ますます春が来ることが楽しみになったようです。
年中組で過ごすのは、残り16日。
安心して進級できるよう、いつも通りの日々を友達と楽しんで過ごせるように援助していきます。