普段から戦いごっこや家族ごっこといった『ごっこ遊び』が好きなゆり組の子ども達。
発表会では「のらねこぐんだん」の絵本をもとにした劇をしたいという声があがりました。
「発表会ではこんなことがしたい!」「こんな話にするのはどうかな?」とクラス内で意見を出し合い、自分達で作っていく過程を楽しんでいました。
はじめに、たくさんある「のらねこぐんだん」のシリーズを全て読み、どの話をしたいか伝え合いました。「のらねこぐんだんがいたずらをする面白い話が良い」「くじらが格好良くて好き」など、それぞれの好きな所がたくさん出ました。
次にクラスで出た意見をまとめていくためにどんな発表会にしたいかを尋ね、「観てる人に面白いと思ってもらえる発表会にしたい」「劇をしていて面白い発表会にしたい」「可愛い話にしたい」という意見が出てきたことで楽しい結末になる劇にしようと、徐々に物語の方向性が決まっていきました。
その後、絵本を1ページずつめくりながら自分がしてみたい役を選んで劇ごっこをしました。
絵本にはどんな道具が出てくるか、また、どんな道具やものがあったら楽しいか考えながら、制作が大好きな子ども達は夢中で小道具や大道具作りをしていました。
劇ごっこでは、「このセリフを言う時はこんなポーズをする方が観ている人に伝わるんじゃないかな?」と、発表会に向けて活動をしていく中で劇をより良くしていこうとする姿が見られました。
また、「ここに並ぶんだった!」「次のセリフはこれだよ!」と友達同士で助け合う姿もあります。時には他のクラスが練習している様子を見に行き、お客さんになって「観る楽しみ」も味わいました。
リハーサルでは衣装を着てみて、さらに発表会への期待が膨らんだようでした。ステージで劇をすることに少し緊張している様子もありましたが、1人1人が笑顔でステージに立つことを楽しんでいました。
本番まであと少し。ゆり組の子ども達が楽しみながら作り上げていった劇をお楽しみに♪