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2018.02.05ニュース

平成29年度 食物栄養学科特別講演会

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平成30129日(月)、「平成29年度 食物栄養学科特別講演会」が開催されました。本講演会は短期大学部食物栄養学科の学生を対象としたもので、今年度は九州大学農学部家畜生態機構学 助教 川端二功先生をお招きして、「私のこれまでの研究~食品会社での機能性食品の研究開発と大学での味覚研究~」をテーマにご講演いただきました。

 

開会にあたり食物栄養学科主任である寺澤洋子教授より挨拶があり、同学科 島田淳巳教授から川端先生の略歴が紹介されました。川端先生は、企業で食品開発に携わられた経験と、大学での味覚研究の経験をお持ちで、両方の視点から学生にもわかりやすくお話いただきました。

講演では「辛くないトウガラシで痩せる?」「魚油の新規機能性」「ニワトリの味覚を解明する!」の3つのテーマを挙げられました。
「辛くないトウガラシで痩せる?」では、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンとカプシノイドという結合の構造が違う2つの成分に着目し、辛さの少ないカプシノイドが体重減少に有効か、という研究が行われました。カプシノイドの胃内投与、空腸投与により体熱産生が亢進されることがわかり、最終的にはこの成分を利用した商品が開発されたそうです。

「魚油の新規機能性」では、魚油の摂取により持久運動時の最大酸素摂取量と赤血球膜中脂肪酸の相関関係、赤血球膜中脂肪酸組成と定常運動時の最大酸素摂取量の相関関係などをみていった結果、エクササイズエコノミーを改善することで運動持久力を高めると考えられ、一般人やアスリートだけでなく高齢者やリハビリ中の人にとって運動機能を高めることに貢献できるかもしれないと可能性を示唆されました。

最後の「ニワトリの味覚を解明する!」では、ニワトリがどのようなものを美味しいと感じ美味しくないと感じているのか、ニワトリの味覚受容機能の解明に関する研究について解説されました。ニワトリの味覚受容体はヒトの味覚である旨味、塩味、甘味、酸味、苦味に加え、脂味、カルシウム味もあるそうで、ニワトリ口腔組織でリパーゼ活性が確認され、結果として油脂はリパーゼにより脂肪酸に分解され、化学感覚として認識されている可能性が提示されました。

聴講した学生は興味・関心が喚起された様子で、質疑応答では様々な質問が投げかけられました。

レポート 食物栄養学科2年 東 梨花子(広報アシスタント)

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