平成19年 第21回管理栄養士国家試験

1 「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセス」というヘルスプロモーションの定義を述べたものである。正しいのはどれか。
1)オタワ憲章
2WHO憲章
3)京都議定書
4)アルマ・アタ宣言
5)モントリオール議定書

2 厚生労働省は「魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」で、水銀の週間耐容摂取量を2.0mg/kg体重/週とした。その対象集団として正しいのはどれか。
1)新生児
2)乳 児
3)妊 婦
4)授乳婦
5)閉経女性

3 わが国の上水道に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)水道普及率は、90%を超えている。
2)給水栓末端での消毒用塩素は、残留してはいけない。

3)消毒副生成物として、トリハロメタンが水質管理上問題となっている。
4)水道水の亜硝酸態窒素濃度が高い場合は、し尿汚染を疑う。
5)水道水に大腸菌が検出されてはいけない。

4 熱中症予防を目的とした作業環境評価項目である。誤っているのはどれか。
1) 気温
2) 気湿(湿度)

3) 気流
4) 照度
5) 輻射熱

5 人口の動向に関する記述である。正しいのはどれか。
1)近年の世界人口の増加は、発展途上地域より先進地域の方が大きい。
2)国連の推計では、世界人口は2050年に約61億人に達する。
3)わが国の人口の年平均増加率は、約1%である。
4)わが国の従属人口指数は、上昇傾向にある。
5)老年人口割合の高い都道府県ほど、人口増加率は高い傾向にある。

6 統計資料と指標の組合せである。誤っているのはどれか。
1)患者調査 ------------ 受療率
2)国民生活基礎調査 ---- 通院者率

3)糖尿病実態調査 ------ 致命率
4)人口動態統計 -------- 死亡率
5)地域がん登録 -------- 罹患率

7 要因曝露群における疾病の罹患率がA、非曝露群における罹患率がBのとき、要因曝露による疾病罹患の相対危険と寄与危険の組合せである。正しいのはどれか。
    相対危険           寄与危険
1) AB  --------------- A÷B
2) A÷B  --------------- AB
3) AB  --------------- A÷(AB
4) A÷B  --------------- A÷(AB
5) A÷(AB) ----------- AB

8 空腹時血糖値による糖尿病スクリーニング検査に関する記述である。正しいのはどれか。
1)敏感度は糖尿病である者のうち、検査が陰性になる者の割合である。
2)特異度は糖尿病でない者のうち、検査が陽性になる者の割合である。
3)「1−特異度」のことを偽陽性率という。
4)検査陽性の判定基準(カットオフ値)を下げて敏感度を高くすれば、特異度も高くなる。
5ROC曲線(receiver operating characteristic curve)は、縦軸を敏感度、横軸を判定基準(カットオフ値)とする。

9 国民健康・栄養調査(平成15年)における「たばこ」に関する調査結果である。正しいものの組合せはどれか。
a 習慣的に喫煙している者の割合は、女性では50歳代が最も高い。
b 習慣的に喫煙している者の割合は、成人男性では50%未満である。
c 非喫煙者のうち、受動喫煙の機会が多い者はど、血中コチニン濃度が高い。
d 「たばこを吸うとかかりやすくなる」と回答した割合で、最も高いのが心臓病である。
     1ab     2ac     3ad     4bc     (5cd

10 悪性新生物の現状に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 男性の部位別死亡数では、肺が第1位である。 
b 一次予防対策として、がん検診が行われる。
c 胃悪性新生物の年齢調整死亡率は、増加傾向にある。
d 特定死因として、悪性新生物を除去した場合の平均寿命の延びが最も大きい。
 (1ab     (2ac     (3ad     (4bc      5cd

11人口動態統計によるわが国の心疾患の現状に関する記述である。正しいのはどれか。
1)高血圧性心疾患を含む。
2)死因別死亡率では、第3位である。
3)年齢調整死亡率は、減少傾向にある。
4)粗死亡率は、男性が女性の約2倍である。
5)欧米諸国に比較して高い粗死亡率である。

12 WHO/FAOの報告(2002年)による循環器疾患発症リスクを上げる要因である。正しいのはどれか。
1) カリウム
2) ドコサヘキサエン酸
3) オレイン酸
4) パルミチン酸
5) 葉酸

13 骨粗鬆症に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 骨吸収より骨形成が上回る。
b 骨量減少が認められる。
c 脊椎椎体の骨折を起こしやすい。
d 肥満はリスクファクターである。
 1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

14 結核対策に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 生後6か月に達するまでにツベルクリン反応検査を行う。
b 小学1年生・中学1年生にBCG接種が行われる。
c 「DOTSDirectly Obseved TreatmentShort Course)」事業が実施されている。
d 一般住民に対する定期健康診断は、市町村長に実施義務がある。
 (1ab    2ac    (3ad    (4bc    5cd

15 精神保健に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 入院患者は、統合失調症が最も多い。
b 措置入院の患者数は、増加している。
c 精神保健施策の重点は、地域ケアへ移行している。
d 人口千人当たりの精神病床数は、欧米より少ない。
     1ab    (2ac    3ad    (4bc    (5cd

16 医療制度に関する記述である。正しいのはどれか。
1)医療保険給付は、現金給付が原則である。
2)医療法は、医療を提供する体制を規定したものである。
3)介護老人保健施設は、医療提供施設ではない。
4)病院は、500床以上の施設が過半数を占める。
5)正常妊娠・分娩の費用は、国民医療費に含まれる。

17 介護保険制度に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 市町村が保険者である。
b 居宅サービスには、保険給付の上限額が定められていない。
c 第2号被保険者は、加齢に伴う特定疾病に該当すれば受給者となる。
d ケアプランは、本人や家族の希望を踏まえることなく作成できる。
     1ab    2ac    (3ad    (4bc    (5cd

18 地域保健法に定められている保健所の事業である。正しいのはどれか。
1)医事・薬事に関する事項
2)定期予防接種の実施
3)医療費控除の対象となる運動療法の実施
4)要介護認定
5)老人デイサービス事業

19 母子保健法が根拠となっている事業である。正しいのはどれか。
1)就学時の健康診断
2)児童虐待の防止
3)乳児のBCG接種
4)人工妊娠中絶
5)未熟児の訪問指導

20 労働安全衛生規則による一般健康診断の項目である。誤っているのはどれか。
1)聴力検査
2)胃部]線検査
3)血圧測定
4)貧血検査
5)安静時心電図検査

21血管系に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 血管の中膜に含まれる筋肉組織は、横紋筋からなる。
b 血管内皮は、単層扁平上皮である。
c アンギオテンシンUには、血管を収縮させる作用がある。
d 肺静脈血の酸素飽和度は、肺動脈血よりも低い。
     1ab    2ac    (3ad     (4)bc    5cd

22 免疫グロブリンの基本構造に関する記述である。正しいのはどれか。
1)α-ヘリックスを含む球状たんぱく質である。
2)細胞膜を7回貫通する構造をもつ。
3)三重らせん構造をとる繊維状たんぱく質である。
42本のH鎖と2本のL鎖からなる。
5A鎖とB鎖からなる。

23 糖質と脂質に関する記述である。正しいのはどれか。
1)胆汁酸は、ステロイドである。
2)グルコースは、両親媒性分子である。
3)ホスファチジルセリンは、単純脂質である。
4)エイコサペンタエン酸(EPA、イコサペンタエン酸)は、n−6系不飽和脂胞酸である。
5)グリコーゲンは、直鎖構造のグルコース重合体である。

24 代謝経路の調節に関する記述である。正しいのはどれか。
1Ca2イオンは、細胞内情報伝達に関与する。
2)酵素の基質結合部位には、基質以外のリガンドは結合しない。
3)異なる反応を触媒する酵素を、アイソザイムという。
4)プロテインキナーゼとは、たんぱく質分解酵素のことである。
5)代謝経路の上流の中間体が下流の特定の酵素の活性を制御する仕組みを、フィードバック制御という。

25 糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)アセチルCoAは、糖新生のための基質となる。
2)へキソキナーゼは、解糖系の酵素である。
3)クエン酸回路には、基質と酸素分子が反応する過程がある。
4)グリコーゲンの加リン酸分解による生成物は、グルコースである。
5)ぺントースリン酸回路の代謝過程で、NADが生成する。

26 脂質に関する記述である。正しいのはどれか。
1)セラミドは、アポたんぱく質である。
2)中鎖脂肪酸は、エイコサノイドである。
3)オレイン酸は、飽和脂肪酸である。
4)ホスファチジルイノシトールは、リン脂質である。
5)スフィンゴミエリンは、中性脂肪である。

27 たんぱく質に関する記述である。正しいのはどれか。
1)たんぱく質の加水分解にともない、ATPが産生される。
2)トリプシンは、トリプシノーゲンの前駆体である。
3)ユビキチンは、たんばく質の異化に関与する。
4)プロテアソームによるたんぱく質の加水分解は、ATPを必要としない。
5)神経細胞のたんぱく質は、加水分解されない。

28 脂質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)α-リノレン酸からアラキドン酸が合成される。
2)体脂肪の主成分は、ジアシルグリセロールである。
3)脂肪酸の酸化は、小胞体で行われる。
4)ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンによって抑制される。
5)キロミクロン(カイロミクロン)は、肝臓で形成される。

29 細胞内代謝と情報伝達に関する記述である。正しいのはどれか。
1)ピルビン酸は、クエン酸回路の中間体である。
2)酸化的リン酸化は、ミトコンドリアで起こる。
3)解糖系では、グルコース1分子当たりATP38分子生成される。
4)インスリンは、セカンドメッセンジャーである。
5)アデニル酸シクラーゼは、cAMP(環状AMP)をATPへと変換する。

30 細胞、組織、個体に関する記述である。正しいのはどれか。
1)心臓死では、対光反射が認められる。
2)妊娠による子宮筋の肥大を、仮性肥大という。
3)心筋細胞は、再生能力が強い。
4)糖原病では、多量のグリコーゲンが臓器に蓄積する。
5)褥瘡は、無為(廃用)萎縮である。

31 炎症に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 慢性炎症では、好中球の浸潤が優位となる。
b インターロイキンは、アラキドン酸から作られる。
c 炎症性サイトカインの作用により発熱する。
d 乾酪壊死は、結核でみられる。
 (1) ab    (2ac    (3ad    (4bc    5cd

32 症候に関する記述である。正しいのはどれか。
1)チアノーゼは、貧血で出現しやすい。
2)黄疸では、血中ビリルビンが増加している。
3)喀血は、上部消化管からの出血である。
4)対麻痺は、身体一側の上下肢にみられる運動麻痺をいう。
5)タール便は、直腸癌でみられる。

33 疾患の診断・治療に関する記述である。正しいのはどれか。
1)中心静脈栄養法では、ビタミンB6欠乏による乳酸アシドーシスに注意する。
2)放射線治療は、理学療法の1つである。
3)経管栄養法には、食道瘻を用いる方法がある。
4)臓器移植にみられる拒絶反応に対して、免疫賦括薬が用いられる。
5)血清アルブミンは、ラピッドターンオーバープロテイン(RTP)である。

34 メタボリックシンドロームの診断基準(メタボリックシンドローム診断基準検討委員会、2005)に関する記述である。正しいのはどれか。
1)女性のウエスト周囲径は、85cm以上である。
2)血清LDL-コレステロール濃度は、140mg/dL以上である。
3)血清トリグリセリド濃度は、150mg/dL以上である。
4)収縮期血圧は、140mmHg以上である。
5)空腹時血糖値は、126mg/dL以上である。

35 高尿酸血症と痛風に関する記述である。正しいのはどれか。
1)痛風は、女性に多い。
2)関節炎の好発部位は、肘関節である。
3)アルコールは、尿酸排泄を促進する。
4)血中の尿酸は、3.5mg/dLの濃度に達すると析出する。
5)尿路結石をきたしやすい。

36 消化器疾患とその症候に関する組合せである。誤っているのはどれか。
1)胃潰瘍  -------------- 吐血
2)慢性膵炎(非代償期) --- 体重減少
3)過敏性腸症候群  ------ 下血
4)急性胆嚢炎  ---------- 黄疸
5)肝硬変  -------------- 手掌紅斑

37 血圧の調節に関する記述である。正しいのはどれか。
1)延髄には、血圧調節の中枢が存在する。
2)心臓への流入血液量が増えると、心収縮力が低下する。
3)血圧上昇により圧受容器が興奮すると、心拍数が増加する。
4)一酸化窒素(NO)は、血管収縮作用を有する。
5)循環血液量が減少すると、レニンの分泌が低下する。

38 循環器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。
1)心房細動の治療には、自動体外式除細動器(AED)が用いられる。
2)不整脈では、意識障害をきたさない。
3)左心不全では、頚静脈の怒張がみられる。
4)心筋梗塞の主因は、プラークの破綻である。
5)二次性高血圧としては、内分泌性のものが最も多い。

39 慢性腎不全に関する記述である。正しいのはどれか。
1)尿中β2-ミクログロブリンが低値を示す。
2)大球性高色素性貧血が出現する。
3)代謝性アルカローシスが認められる。
4)副甲状腺ホルモンの分泌が増加する。
5)尿濃縮能が高まる。

40 腎臓の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。
1)血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌は増加する。
2)アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
3)クレアチニンの50%以上は、尿細管で再吸収される。
4)アミノ酸は、糸球体濾過膜を通過しない。
5)腎小体(マルピギー小体)は、糸球体と尿細管からなる。

41 ホルモンに関する記述である。誤っているのはどれか。
1)プロラクチンは、下垂体の前葉から分泌される。
2)バソプレシンは、腎臓の糸球体に作用する。
3)ガストリンは、胃酸分泌を促進する。
4)レニンは、アンギオテンシノーゲンからアンギオテンシンTを生成する。
5)褐色細胞腫は、カテコールアミンを過剰に分泌する。

42 ホルモンとその作用に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)オキシトシン -------- 乳汁産生低下
2)サイロキシン -------- 基礎代謝低下
3)アルドステロン ------ 血清カルシウム濃度低下
4)グルカゴン --------- 血糖上昇
5)アドレナリン -------- 血圧低下

43 自律神経とその作用に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)交感神経 -------- 希薄な唾液の分泌増加
2)交感神経 -------- 気管支の収縮
3)副交感神経 ------ 消化管運動の亢進
4)副交感神経 ------ 膀胱括約筋の収縮
5)交感神経 -------- 皮膚の血管の拡張

44 栄養素の欠乏と神経疾患に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)亜 鉛 ---------------- 胎児の神経管閉鎖不全
2)葉 酸 ---------------- 脊髄小脳変性症
3)ニコチン酸 ------------ パーキンソン病
4)ビタミンB12 ----------- 重症筋無力症
5)ビタミンBl ------------- ウェルニッケ脳症

45 気管支喘息に関する記述である。正しいのはどれか。
1)発作性の呼吸困難は、夜間より昼間に出現することが多い。
2)治療により、一秒率の改善が認められる。
3)ヒスタミンに対する気道過敏性の亢進は、認められない。
4)運動によって誘発されない。
5)アトピー型では、IgA抗体が関与する。

46 ビタミンB12欠乏に関する組合せである。正しいのはどれか。
a 食道手術後に発症する。
b 夜盲症がみられる。
c 巨赤芽球性貧血がみられる。
d 下肢の知覚が障害される。
     1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

47 感染症と原因微生物に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)手足口病 ------------- リケッチア
2)カリニ肺炎 ------------ 細菌
3)流行性耳下腺炎 ------- クラミジア
4)流行性角結膜炎 ------- マイコプラズマ
5)帯状疱疹 ------------- ウイルス

48 免疫と生体防御に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a  Tリンパ球は、骨髄で成熟・分化する。
b  Bリンパ球は、胸腺でつくられる。
c 腸管では、IgAが分泌される。
d 亜鉛欠乏により、免疫能が低下する。
     1ab    (2ac    3ad    (4bc    (5cd

49 胃全摘手術後の合併症に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 内因子欠乏     ----------------------   骨粗鬆症
b 吸収障害      -----------------------   再生不良性貧血
c 迷走神経切断による胆汁うっ滞    ------- 胆石症
d 下部食道括約機構の障害    -----------  逆流性食道炎
     1ab    2ac    3ad     (4bc    (5cd

50 消化管のがんに関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 食道がんは、男性に多い。
b 胃粘膜下層までのがんを早期胃がんという。
c 胃がんでは、腹膜播種をきたさない。
d 大腸がんでは、扁平上皮がんの頻度が高い。
     1ab    (2ac    (3ad    (4bc    (5cd

51 食料と環境に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 輸入食品では、残留農薬の心配はない。
b 食品ロス率は、食品の使用重量を廃棄重量で除して求める。
c フードマイレージは、食料の輸入量に輸送距離を乗じて求める。
d 地産地消を実施すると、トレーサビリティのコストが低下する。
     1ab    2ac    3ad    (4bc    5cd

52 大豆およびその加工品に関する記述である。正しいのはどれか。
1)大豆油の構成脂肪酸で、最も含有率の高いのはオレイン酸である。
2)大豆たんぱく質の大部分は、グルテニンである。
3)大豆に含まれるビタミンEは、γ-トコフェロールが多い。
4)完熟した大豆種子には、でんぷんが多く含まれる。
5)濃縮大豆たんぱく質は、分離大豆たんぱく質よりたんぱく質含量が高い。

53 果実類に関する記述である。正しいのはどれか。
1)日本なしの特有な食感は、石細胞による。
2)温州みかんの果肉色は、アスタキサンチンによる。
3)渋柿の渋味は、不溶性のポリフェノール化合物による。
4)レモンの酸味の主成分は、酒石酸である。
5)キウイフルーツの果肉には、ブロメラインが含まれる。

54 卵およびその加工品に関する記述である。正しいのはどれか。
1)卵白には、遊離の糖質が含まれない。
2)卵黄の色素の主成分は、リコペンである。
3)鉄含量は、卵黄より卵白の方が高い。
4)卵白のオボムチンは、泡沫安定性に寄与する。
5)鶏卵の第1制限アミノ酸は、リシンである。

55 食品の水分に関する記述である。正しいのはどれか。
1)中間水分食品を食べる時は、復水する必要がある。
2)冷凍食品では、水分活性が低下するため保存性が良くなる。
3)冷凍食品の解凍では、ドリップが出来るだけ多く出るようにする。
4)食品の水分活性が低いほど、加水分解酵素による反応は早く進行する。
5)水素結合を形成していない水が、自由水である。

56 食品の炭水化物に関する記述である。正しいのはどれか。
1)セルロースにアミラーゼを作用させて、異性化糖を作る。
2)α-D-グルコピラノースを水に溶かした溶液の旋光度は、時間と共に変化する。
3)フルクトオリゴ糖は、乳糖に数個のフルクトースが結合したものである。
4)高メトキシペクチンは、低糖度ジャムの製造に用いられる。
5)でんぷん粒中のアミロペクチンは、冷水で水和されやすい。

57 脂質に関する記述である。正しいのはどれか。
1)油の熱酸化が進行すると、過酸化物(ヒドロペルオキシド)が蓄積する。
2)トランス型脂肪酸は、自動酸化の初期過程で生じる。
3)ロイコトリエンは、短鎖飽和脂肪酸から作られる。
4)牛脂のリノール酸含量は、ラード(豚脂)よりも高い。
5)多価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸より流動性に富む。

58 食品とその食品に特有な香気成分に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)にんにく ------------------ アリルイソチオシアナート
2)きゅうり ------------------- 1-オクテン-3-オール
3)干ししいたけ -------------- レンチオニン
4)グレープフルーツ ---------- ナリンギン
5)だいこん ------------------ トリメチルアミン

59 食品とその物性に関する記述である。正しいのはどれか。
1)こんにゃくは、ゾルである。
2)バターは、O/W型エマルションである。
3)チョコレートは、キセロゲルである。
4)マヨネーズは、チキソトロピー流動を示す。
5)でんぷんのりは、ダイラタンシー流動を示す。

60 食品のたんぱく質変性に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a しめさばは、低温変性を利用した食品である。
b ピータンは、アルカリ変性を利用した食品である。
c ヨーグルトは、酸変性を利用した食品である。
d 豆乳から豆腐への凝固は、加熱変性によるものである。
      1ab    2ac    (3ad     (4bc    5cd

61 現在許可されている特定保健用食品の関与成分と表示の組合せである。正しいのはどれか。
1)大豆イソフラボン  --------------- 「血圧の高めの方に適する食品」
2)低分子化アルギン酸ナトリウム ----- 「血糖値の気になり始めた方の食品」
3)ラクトトリベプチド ---------------- 「骨の健康が気になる方の食品」
4)難消化性デキストリン ------------ 「コレステロールが高めの方に適する食品」
5)パラチノース  ------------------ 「虫歯の原因になりにくい食品」

62 栄養機能食品において栄養機能表示が認められている成分名である。正しいのはどれか。
1)セレン
2)イソフラボン
3)コエンザイムQ10
4)銅
5)カテキン

63 いわゆる健康食品、栄養機能食品、特定保健用食品、特別用途食品に関する記述である。正しいのはどれか。
1)専ら医薬品とされる成分を、いわゆる健康食品に添加して販売できる。
2)栄養機能食品として販売するとき、国への届け出が必要である。
3)特定保健用食品は、疾病の治療目的に利用する食品である。
4)特定のアレルギーに適することを表示した、特定保健用食品がある。
5)許可基準型の特別用途食品として、高齢者用食品がある。

64 現行のJAS法による果実飲料に関する記述である。正しいのはどれか。
1)果実ジュースは、濃縮還元果汁を含まない。
2)果実飲料では、果汁100%の場合でも、「天然」の用語は表示に使わない。
3)果粒入り果実ジュースには、かんきつ類以外の果実は使わない。
4)果実・野菜ミックスジュースでは、果汁の割合は50%未満である。
5)果汁入り飲料では、果汁が20%以上含まれていなければならない。

65 食品の加工と膜利用例に関する組合せである。正しいものの組合せはどれか。
a 大豆たんぱく質の分離  ------- 逆浸透膜法
b 生ビールの製造  ------------ 精密ろ過法
c 海水からの食塩の製造 -------- イオン交換膜法(電気透析法)
d ジュースの濃縮  ------------- 限外ろ過法
   1ab    2ac    (3ad    4bc    5cd

66 料理形式に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)客膳用の供応食として普及しているのは、会席料理である。
2)ビュッフェは、セルフサービスの立食形式である。
3)カフェテリアは、各自が単品料理を選択する形式である。
4)ヌーベル・キュイジーヌは、新感覚イタリア料理である。
5)現代日本の日常食は、折衷料理様式が多い。

67 調理と酵素に関する記述である。正しいのはどれか。
1)炊飯による米飯の甘味の増加は、ポリガラクチュロナーゼの作用による。
2)じゃがいもの切断面の褐変には、アミラーゼが関与する。
3)たまねぎを切断した際に生じる香気成分は、リパーゼの作用による。
4)オレンジ果汁添加によるゼラチン液のゲル化阻害は、プロテアーゼの作用による。
5)しいたけを水で戻した時のうま味成分の増加は、核酸分解酵素による。

68 加熱器具に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 電子レンジ加熱では、含水率が少ないものほど内部温度上昇が早い。
b 電子レンジ加熱では、野菜類の総ビタミンC8595%残存する。
c 電磁調理器による調理では、食品内部から熱が発生する。
d 電磁調理器の加熱エネルギー効率は、約60%である。
   (1ab    2ac    3ad    4bc    5cd

69 揚げ物に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 油の中で食品を加熱すると、熱は放射伝熱で食品へ移動する。
b 油温が高いほど食品の内部温度上昇が早い。
c 食品を油中に投入した時の温度低下は、食品からの水分の蒸発による。
d 揚げ物の吸油率は、衣揚げで3035%である。
     1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

70 微生物性食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。
1)腸炎ビブリオ食中毒の感染源は、淡水魚である。
2)ぶどう球菌食中毒の主な症状は、神経麻痺である。
3)カンピロバクタ一食中毒の原因食品には、鶏肉とその加工品がある。
4)ボツリヌス菌のつくる神経毒は、耐熱性である。
5)クリプトスポリジウムによる食中毒は、ウイルス性である。

71自然毒による食中毒に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a じゃがいもによる食中毒は、青酸配糖体によって起こる。
b 光過敏症は、フェオホルビドによって起こる。
c ドクカマスによる食中毒は、シガトキシンによって起こる。
d 柄が縦に裂けるキノコは、食中毒を起こさない。
     1ab    (2ac    3ad    4bc    5cd

72 経口的寄生虫症に関する記述である。正しいのはどれか。
175℃の加熱は、寄生虫症の予防にならない。
2)有鉤条虫は、豚肉によって感染する。
3)肝吸虫は、淡水産カニ類を食べて感染する。
4)広節裂頭条虫は、クジラの腸内で成虫になる。
5)横川吸虫は、野菜の生食によって感染する。

73 殺菌に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a LTLT殺菌は、高温短時間殺菌のことである。
b 酸性pH下では、食品の加熱殺菌が容易である。
c 一定温度で元の微生物数を1/10に減少させるのに要する加熱時間をD値という。
d 芽胞形成細菌は、紫外線照射によって殺菌されない。
 (1ab    2ac    (3ad    4bc    5cd

74 食品と低温に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 温度が10℃低下すると、多くの果実・野菜で呼吸速度は元の1/21/3に低下する。
b −1℃〜−5℃の温度範囲を、最大氷結晶生成帯という。
c 冷凍食品とは、−30℃以下で流通する食品をいう。
d 冷凍すると、魚の油焼けが起こらなくなる。
   (1ab    2ac    3ad    (4bc    5cd

75 食品包装に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 包装材料には、食品の品質を保持し貯蔵性を高める性質が要求される。
b 牛乳パックは、ラミネートされているのでリサイクルできない。
c ペットボトルは、ポリエチレンでつくられている。
d ポリ塩化ビニルは、高温で焼却するとダイオキシンが発生しにくい。
   (1ab    2ac    (3ad    4bc    5cd

76 栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 生物が生存に必要な物質を摂取して生命を維持する営みを栄養という。
b 食品中に含まれている成分を総称して栄養素という。
c 食事より摂取した栄養素から生体成分は合成できない。
d 摂取する栄養素の過不足は、身体機能の障害や疾病の原因となる。
 (1ab    2ac    3ad    4bc    (5cd

77 栄養と代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)インスリン分泌が高まった時には、脂肪酸がエネルギー源として利用されやすい。
2)糖質を過剰に摂取し続けると、グリコーゲンの蓄積量は脂肪の蓄積量より多くなる。
3)脂肪酸は、グルコースの合成材料になる。
4)ケトン体は、肝臓においてエネルギー源として利用される。
5)ビタミンの中には、他の栄養素からつくられるものがある。

78 脂肪組織に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 褐色脂肪組織の細胞質内には、多数の小さな脂肪滴が存在するo
b 白色脂肪組織の紳胞質内には、褐色脂肪組織に比べ多数のミトコンドリアが存在する。
c 脂肪組織は、生理活性物質を放出する。
d 成人では白色脂肪組織より褐色脂肪組織の方が多い。
   (1ab    (2ac    3ad    (4bc    5cd

79 消化・吸収に関する記述である。正しいのはどれか。
1)たんぱく質の胃内滞留時間は、糖質よりも短い。
2)β-でんぷんは、α-でんぷんより消化が速い。
3)水の吸収は、グルコースを一緒に摂取することにより促進される。
4)小腸において、アミノ酸とジペプチドの輸送体は共通である。
5)分泌された胆汁酸は、十二指腸で吸収される。

80 栄養素の消化吸収率に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 内因性損失量とは、ある栄養素を摂取した時の、その糞便中排泄量のことである。
b 見かけの消化吸収率は、食品の種類によらず一定である。
c 見かけの消化吸収率は、調理によって影響される。
d 真の消化吸収率の算出には、内因性損失量を求める必要がある。
     1ab    (2ac    3ad    4bc    5cd

81 糖質の代謝回路の主な働きに関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a コリ回路は、急激な運動時に筋肉へグルコースを供給する。
b グルコース・アラニン回路は、空腹時に肝臓での糖新生の材料を供給する。
c ペントースリン酸回路は、グリコーゲン合成のためのエネルギーを供給する。
d グルクロン酸経路(ウロン酸回路)は、核酸合成のためのリボースを供給する。
   (1ab    (2ac    3ad    (4bc    5cd

82 食後の脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)血中遊離脂肪酸濃度が上昇する。
2)血中キロミクロン(カイロミクロン)のトリアシルグリセロールの分解が進む。
3)血中HDL-コレステロール濃度が上昇する。
4)肝臓における脂肪酸合成が低下する。
5)脂肪組織におけるトリアシルグリセロールの分解が進む。

83 たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a インスリンによって、体たんぱく質の合成が促進される。
b 分枝アミノ酸を代謝する主要な臓器は筋肉である。
c 早朝空腹時には、肝臓から筋肉へ分枝アミノ酸が供給される。
d たんぱく質の摂取量を制限すると、体たんぱく質の合成が促進される。
   (1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

84 ビタミンの栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
1)葉酸を過剰摂取すると、貧血が生じる。
2)ビタミンCを過剰摂取すると、鉄の吸収が阻害される。
3)ビタミンAを過剰摂取すると、頭蓋内圧が亢進する。
4)ビタミンDを過剰摂取すると、低カルシウム血症が生じる。
5)ビタミンEを過剰摂取すると、溶血性貧血が生じる。

85 ビタミンに関する記述である。正しいのはどれか。
1)β-カロテンの大量摂取は、胎児奇形のリスクを高める。
2)活性型ビタミンDは、小腸上部におけるカルシウム吸収を促進する。
3)ナイアシンは、非必須アミノ酸から合成することができる。
4)葉酸の摂取不足は、血中ホモシステイン濃度を低下させる。
5)ビタミンCは、コラーゲンの分解に必要な栄養素である。

86 体内における鉄の代謝と栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
1)機能鉄は、血液中より筋肉に多い。
2)貯蔵鉄は、トランスフェリンと結合して存在する。
3)鉄の必要量は、閉経後に増加する。
4)非ヘム鉄の吸収率は、鉄欠乏により上昇する。
5)非ヘム鉄の吸収は、フィチン酸により促進される。

87 水・電解質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)不可避尿は、体内で産生できる最大限の尿である。
2)不感蒸泄は、汗として失われる水分である。
3)代謝水は、栄養素が代謝されることにより産生される水分である。
4)水欠乏性脱水症では、水は細胞外から細胞内へと移行する。
5)塩欠乏性脱水症では、水は細胞内から細胞外へと移行する。

88 エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。
1)栄養素の物理的燃焼値と生理的燃焼値の差は、たんぱく質で最も大きい。
2)体重あたりの基礎代謝量は、加齢により増加する。
3)単位重量あたりのエネルギー代謝量が最も大きいのは、脂肪組織である。
4)二重標識水法では、呼気ガス分析によりエネルギー消費量を算出する。
5)糖質の呼吸商は、脂質の呼吸商より小さい。

89 遺伝形質と栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 遺伝子1塩基多型とは、生活習慣によって後天的に蓄積する遺伝子変異をいう。
b 生活習慣病の遺伝素因があると、生活習慣を改善しても発症リスクは変わらない。
c 2型糖尿病の発症に関連する複数の遺伝子多型が知られている。
d 遺伝子多型の中には、その遺伝子でつくられるたんぱく質の機能に影響を与えない変異がある。
   (1ab    (2ac    3ad    (4bc    (5cd

90 栄養アセスメントに関する記述である。正しいのはどれか。
1)内臓脂肪蓄積量は、血清LDL-コレステロール値によって推定する。
2)上腕三頭筋部皮下脂肪厚は、上腕背側部で測定する。
3HbA1Cは、測定日以前12週間の平均血糖値を反映する。
4)潜在性鉄欠乏状態は、血清フルクトサミン値によって判定する。
5)筋たんぱく質量は、血清フェリチン値によって判定する。

91 加齢に伴い高齢期にみられる指標に関する記述である。正しいのはどれか。
1)骨格筋量は、増加する。
2)総体たんぱく質に占めるコラーゲンの割合は、増加する。
3)塩味の味覚閾値は、低下する。
4)収縮期血圧は、低下する。
5)糸球体濾過値は、増加する。

92 妊娠期の栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 妊婦および妊娠の可能性がある女性には、葉酸の積極的な摂取が勧められる。
b やせ(BMI18.5)で体重増加が9kg未満の場合は、低出生体重児のリスクが高い。
c 妊娠高血圧症候群では、食塩相当量を3g/日以下とする。
d リボフラビンの過剰摂取は、胎児奇形を起こす。
   (1ab    (2ac    (3ad     (4bc    (5cd

93 授乳期に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a オキシトシンは、射乳を起こす。
b エストロゲンは、吸啜刺激により分泌が増加する。
c 新生児特発性頭蓋内出血の予防には、経口ビタミンKシロップ剤が有効である。
d 喫煙は、プロラクチン分泌を促進する。
     1ab    2ac    (3ad     (4bc    (5cd

94 母乳に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 摂取したアルコールは、母乳中へ移行しない。
b たんぱく質濃度は、初乳より成乳(成熟乳)が低い。
c 成人T細胞白血病ウイルスは、母乳中に移行する。
d たんぱく質濃度は、牛乳より高い。
     1ab    2ac    (3ad    4bc    5cd

95 改定「離乳の基本」(厚生省、平成7年)に関する記述である。正しいのはどれか。
1)離乳の開始とは、おもゆを与えたときをいう。
2)離乳初期には、固ゆでにした卵白を用いる。
3)生後9か月頃から、離乳食は13回にする。
4)はちみつは、乳児ボツリヌス症予防に有効である。
5)離乳後期の調理形態は、「舌でつぶせる固さ」である。

96 幼児期の栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 幼児の水分必要量は、体重当たり成人の810倍である。
b 「食事摂取基準(2005年版)」の脂肪エネルギー比率は、20%以上30%未満である。
c ケトアシドーシスは、周期性嘔吐症の症候の1つである。
d おやつによる摂取エネルギーは、「食事摂取基準(2005年版)」の推定エネルギー必要量の2530%が適当である。
  (1ab    (2ac    3ad    4bc    5cd

97 学童期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
1)ローレル指数は、年齢とともに高値となる。
2)学童期の肥満は、成人の肥満に移行することはない。
3)「食事摂取基準(2005年版)」で月経のある女性において、鉄の推奨量が最大になるのは、1011歳である。
4)基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、幼児期より低い。
5)「食事摂取基準(2005年版)」での食物繊維の目標量は、成人と同じである。

98 思春期女性の栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 月経不順・無月経をおこす原因の1つに、体重の急激な低下がある。
b  l日のカルシウム蓄積量は、思春期に最大となる。
c 思春期発育急進現象(思春期スパート)開始年齢は、68歳である。
d 初経発来後に身長は、増加しない。
  (1ab    2ac    (3ad    (4bc    5cd

99 「食事摂取基準(2005年版)」に基づいた成人期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
1)脂肪エネルギー比率の目標量の上限は、35%である。
2)高血圧の予防を目的としたカリウムの望ましい摂取量は、13,500mgである。
3)カルシウムの上限量は、11,800mgである。
4)コレステロールの目標量の上限は、12gである。
5)炭水化物エネルギー比率の目標量の下限は、60%である。

100 閉経期のホルモン分泌に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 卵胞刺激ホルモン(FSH)は、増加する。
b プロゲステロンは、増加する。
c エストロゲンは、増加する。
d 黄体形成ホルモン(LH)は、増加する。
     1ab    2ac    (3ad    (4bc    (5cd

101 高齢期の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。
1)上腕筋面積は、骨格筋量の指標にならない。
2)体重変化は、栄養状態の指標にならない。
3)血清アルブミン値は、短期(23日)のたんぱく質栄養状態の指標となる。
4)後期高齢者では、高コレステロール血症の頻度は低下する。
5)たんぱく質エネルギー栄養障害は、褥瘡の増悪因子にならない。

102 妊娠期、授乳期の「食事摂取基準(2005年版)」に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 妊娠末期のエネルギー付加量は、250kcalである。
b 妊娠高血圧症候群では、積極的なカルシウム摂取が必要である。
c たんぱく質の付加量は、授乳婦が妊婦より多い。
d 鉄の付加量は、授乳婦が妊婦より多い。
   (1ab    2ac    (3ad    (4bc    5cd

103 運動選手が筋グリコーゲンを再補充するために摂取する食事である。正しいのはどれか。
1)高脂肪食
2)高炭水化物食
3)高たんぱく質食
4)高ナトリウム食
5)高食物繊維食

104 ストレスに曝露されて生じる生体反応に関する記述である。正しいのはどれか。
1)アドレナリン分泌の低下。
2)糖質コルチコイド分泌の低下。
3)尿中窒素排泄量の低下。
4)エネルギー代謝の亢進。
5)副腎皮質中のコレステロール含量の増加。

105 特殊環境下における栄養に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 低圧環境下では、脱水状態になりやすい。
b 低圧環境下では、食欲が低下する。
c 低温環境下では、基礎代謝量は低下する。
d 高温環境下では、抗利尿ホルモンの分泌が低下する。
     1ab    (2ac    (3ad    (4bc    (5cd

106 行動変容と行動科学に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)保健信念モデルでは、病気への脅威の認識は罹患性と重大性からなる。
2)自己効力感を高めるには、自己の成功体験も有効とされる。
3)結果期待が低い行動は、実践されやすい。
4)行動への意図には、親しい人々からの期待も関連する。
5)行動変容段階モデルの準備状態の低いステージでは、行動変容は起きにくい。

107 行動変容技法に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 刺激統制とは、先行刺激の状況を変えることをいう。
b 社会技術訓練とは、身近な人の協力を得ることをいう。
c 認知再構成とは、行動目標を宣言することをいう。
d セルフモニタリングとは、自分の行動を観察・記録・評価することをいう。
     1ab    2ac    3ad    4bc    (5cd

108 栄養教育におけるアセスメントの項目と得られる情報の組合せである。誤っているのはどれか。
1)γ-GTP値 -------------------- 飲酒状況
2)握 力  ---------------------- 筋 力
3)腹 囲  ---------------------- 内臓脂肪
4)安静時エネルギー消費量 -------- 日常生活動作能力(ADL
5PFC比  --------------------- エネルギー比率

109  A市では、肥満の改善を目的とした教室の企画時に以下の数値目標をたてた。このうち、教育による学習成果に関する目標の組合せはどれか。
a 教室に肥満者の60%が参加する。
b 教室費用を15%削減する。
c 参加者の60%がBMIを低下させる。
d エネルギー表示を見て外食する人が90%になる。
   (1ab    (2ac    (3ad    (4bc    (5cd

110 集団を対象とした栄養教育の形態である。グループ学習の要素を含むものとして、正しいのはどれか。
1)シンポジウム
2)パネルディスカッション
(3)レクチャー

4)ワークショップ
5)デモンストレーション

111 目標を達成できなかったクライアントの訴えに対するカウンセラーの共感的対応に関する記述である。正しいのはどれか。
1)「やり方に問題があったのですよ。」
2)「なかなかできないんですよね。」
3)「できなかったところをもう少しくわしく教えていただけませんか。」
4)「どう.したらよいか考えてみて下さい。」
5)「もう少し根気よく頑張ればできますよ。」

112 「食事バランスガイド」に関する記述である。正しいのはどれか。
1)「食生活指針(2000年)」に代わるものである。
2)主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の料理区分に分けられている。
3)調味料は、別に区分を設けている。
480kcal1サービング(SV)としている。
5)1食のバランスをとるように表現されている。

113 軽度のたんぱく質摂取制限を指示された腎疾患患者に対する、栄養教育教材の使い方に関する記述である。正しいのはどれか。
1)尿中ナトリウム排泄量を示して、腎機能の状態を把握させる。
2)アミノ酸スコアの比較を示して、低たんぱく質食品を選択できるようにする。
3)摂取した食品数を数えて、たんぱく質摂取量を算出させる。
4)栄養成分表示の見方を教えて、たんぱく質の少ない市販食品を選択できるようにする。
5)特定保健用食品を紹介して、良質たんぱく質を選択できるようにする。

114 栄養教育の学習段階の発展に関する記述である。個人から組織、さらに地域への広がりが期待できる展開はどれか。
1)肥満児の母親が、地区の飲食店組合にヘルシーメニューコンテスト開催を提案する。
2)肥満予防教室に参加した男性が、妻を誘ってプールに行く。
3)減塩食品を紹介された主婦が、地域の減塩食品を購入する。
4)市町村保健センターの管理栄養士が、退院後の在宅患者の栄養指導をする。
5)事業所の保健師が、地域の管理栄養士と協力して事業所内で教室を開催する。

115 栄養教育の経過評価の内容に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)実施場所は適切であったか。
2)教材の使い方は適切であったか。
3)学習者の満足度は高かったか。

4)スタッフの役割分担は適切であったか。
5)費用便益は良かったか。

116 栄養教育の結果評価の質に影響を与える要因に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 教育参加群と参加を希望しなかった群を比較すると、測定バイアスが生じる。
b 教育参加群と対照群の調査方法を変えることにより、選択バイアスが生じる。
c 調査が繰り返されると、テスト効果が生じやすい。
d サンプリングバイアスが大きい場合、母集団に対する結果の一般化は難しい。
     1ab    (2ac    (3ad    (4bc    (5cd

117 不必要なダイエットをしている思春期女子に対する栄養教育に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)健康に関する正しい知識を習得させる。
2)本人の希望する体重になれるように支援する。
3)日々の食事の大切さに気づかせる。
4)日常生活のストレスや不安をとり除く。
5)不食、大食、隠れ食いに留意する。

118 食生活上の課題解決を目指した食環境づくりに関する記述である。誤っているのはどれか。
1)単身男性の朝食欠食に対して、コンビニで朝食向け商品を販売する。
2)勤労者の野菜摂取不足に対して、社員食堂で野菜料理を提供する。
3)中高年男性の肥満に対して、外食料理の栄養成分表示を推進する。
4)若い女性の過度のダイエットに対して、ノンカロリー食品を開発する。
5)児童の野菜嫌いに対して、野菜生産体験の場を提供する。

119 外食産業関係者に対する栄養教育から期待される食環境づくりに関する記述である。誤っているのはどれか。
1)ヘルシーメニューが開発される。
2)料理の栄養成分が表示される。
3)「食事バランスガイド」のサービング(SV)数が表示される。
4)食材の生産地情報が提供される。
5)清涼飲料の自動販売機が増える。

120 開発途上国における栄養教育に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)乳児期の栄養対策として、母乳保育を勧めている。
2)栄養素欠乏症対策として、その栄養素を食品に添加するプログラムがある。
3)男女間の食物摂取の不平等を改善するには、ノーマライゼーションの視点が必要である。
4)野菜生産を促す家庭菜園は、食物のアクセス面の改善になる。
5)収入の向上を目的とした支援も、栄養改善プログラムとして行われる。

121 クリニカルパスに関する記述である。正しいのはどれか。
1)目的は、ターミナルケアである。
2)作成に当たり、治療の標準化が必要である。
3)インフォームドコンセントには、役立たない。
4)チーム医療を行っている場合では、不用である。
5)時間軸を含まないクリニカルパスがある。

122 血清たんぱく質濃度に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a クワシオルコルでは、血清たんぱく質濃度は増加する。
b ネフローゼ症候群では、血清アルブミン濃度は上昇する。
c 肝硬変では、血清グロブリン濃度は増加する。
d 低アルブミン血症は、浮腫の原因となる。
  (1ab    (2ac    (3ad    (4bc    5cd

123 低カリウム血症の原因に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 溶血
b 原発性アルドステロン症
c 下痢
d 慢性腎不全
     1ab    2ac    3ad    (4bc    (5cd

124 傷病者の栄養アセスメントに関する記述である。正しいのはどれか。
124時間尿中窒素排泄量は、摂取エネルギー量の推定に用いられる。
2)長期低栄養状態では、基礎代謝量は増加する。
3)生体インピーダンス法は、体脂肪量の推定に用いられる。
4)体内における脂質の酸化が多いと呼吸商は1.0に近づく。
5)熱傷では、基礎代謝量は低下する。

125 経腸栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。
1)高浸透圧性非ケトン性昏睡では、高血糖を呈する。
2)誤嚥を防ぐために、仰臥位とする。
3)成分栄養剤の糖質源として、でんぷんが用いられる。
4)下痢時は、経腸栄養食品(剤)の投与速度を400mL/時とする。
5)イレウス(腸閉塞)では、胃瘻チューブより投与する。

126 静脈栄養法に関する記述である。正しいのはどれか。
1)脂肪乳剤は、末梢静脈からは投与できない。
2)成人では非たんぱく質熱量/窒素比は、150200kcal/gが適当である。
3)末梢静脈栄養法では、投与する糖質濃度を20%にする。
4)末梢静脈栄養による栄養管理は、24時間以上継続してはならない。
5)中心静脈栄養剤には、たんぱく質が含まれる。

127 診療報酬における栄養食事指導料の算定に関する記述である。正しいのはどれか。
1)集団指導の1回の人数は、20人以上である。
2)集団指導の1回の時間は、30分以内である。
3)慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、算定対象疾患でない。
4)入院栄養食事指導料は、1回につき80点である。
5)在宅患者訪問栄養食事指導に要した交通費も算定対象である。

128 医薬品とそれが生体に及ぼす影響に関する組合せである。誤っているのはどれか。
1)ステロイド剤(糖質コルチコイド)  ---------- 食欲亢進
2)抗生物質      ------------------------- 菌交代現象
3)抗がん剤      ------------------------- 食欲低下
4)α-グルコシダーゼ阻害剤  -------------- 腹部膨満
5)ワーファリン(ワルファリン)  --------------  血液凝固促進

129 栄養ケアの流れである。正しいのはどれか。
1)栄養アセスメント → 栄養スクリーニング → モニタリング → 栄養ケアプラン → 実施 → 評価
2)栄養アセスメント → モニタリング → 栄養スクリーニング → 栄養ケアプラン → 実施 → 評価
3)栄養スクリーニング → 栄養ケアプラン → モニタリング → 栄養アセスメント → 実施 → 評価
4)栄養スクリーニング → 栄養アセスメント → 栄養ケアプラン → 実施 → モニタリング → 評価
5)栄養スクリーニング → 栄養アセスメント → モニタリング → 栄養ケアプラン → 安施 → 評価

130 ビタミンとその欠乏症に関する組合せである。正しいものの組合せはどれか。
a ビタミンA ------------ 夜盲症
b ビタミンBl ------------ 悪性貧血
c ビタミンC ------------  壊血病
d ビタミンK ------------ くる病
  (1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

131 カルシウム代謝に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a カルシウム摂取量が不足すると、ミルク・アルカリ症候群を引き起こす。
b 原発性副甲状腺機能亢進症では、低カルシウム血症を認める。
c ビタミンD欠乏症は、骨軟化症の原因となる。
d 低カルシウム血症は、テタニーを引き起こす。
  1ab    2ac    3ad    4bc    (5cd

132 肥満の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。
1)除脂肪組織を減少させることが重要である。
2)エネルギー出納が−500kcal/日で、約5kg/月の体脂肪の減量が可能である。
3BMI 26の場合、超低エネルギー食(VLCD)を用いる。
4)減食療法では、600kcal/日以下の食事とする。
5)リバウンドを防ぐためには、行動修正療法が有効である。

133  40歳男性。1か月前から口渇感、多尿、多飲が出現したため病院を受診した。身長160cm、体重50kg。浮腫を認めない。血糖値500mg/dL、尿糖(5+)、尿たんぱく質(+)、尿ケトン体(3+)を認め糖尿病と診断された。この症例に関して、正しいのはどれか。
1)運動療法を開始する。
2)血中重炭酸イオン濃度は上昇している。
3)経口血糖降下剤が第1選択である。
4)受診前に7kg/月の体重増加を呈した。
5)脱水に対して生坪食塩水の輸液を行った。

134 糖尿病に関する記述である。正しいのはどれか。
1)コントロール不良状態では、肝臓からのグルコースの放出が亢進する。
2)肥満は、1型糖尿病の発症原因である。
3)運動療法により、インスリン感受性は低下する。
4)ケトアシドーシス性昏睡では、血中水素イオン濃度は低下する。
5)尿糖の排泄域値は、血糖値が300mg/dLである。

135 2型糖尿病患者に対する食事療法の記述である。誤っているのはどれか。
1)アルコールは、エネルギー源として考慮する。
2)たんぱく質摂取量を、約3g/標準体重kg/日とする。
3)糖尿病治療のための食品交換表の1単位は、80kcalで設定されている。
4)糖尿病治療のための食品交換表の表1は、穀類やいも類を含む。
5)糖尿病腎症の第1期から第3Aまでは、2530kcal/標準体重kg/日とする。

136 高脂血症の栄養指導に関する記述である。正しいのはどれか。
1)高キロミクロン(カイロミクロン)血症では、飽和脂肪酸の摂取を促す。
2)高LDL血症では、食物繊維の摂取を促す。
3)高VLDL血症では、単糖類の摂取を促す。
4)低HDL血症では、運動制限をする。
5)高LDL血症では、多価不飽和脂肪酸の摂取を制限する。

137 消化器疾患とその原因に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)口内炎、舌炎 --------------   サルモネラ菌
2)胃食道逆流症   -------------   閉塞性黄疸
3)吸収不良症候群  ------------  ラクターゼ欠損
4)慢性胃炎   -----------------  門脈圧亢進
5)潰瘍性大腸炎  --------------  ヘリコバクター・ピロリ

138 肝硬変の非代償期の栄養補給に関する記述である。[  ]に入る正しいものの組合せはどれか。 肝硬変の非代償期ではフィッシャー比を[ a ] ために、[ b ] を投与する。
    a                     b
1)上げる             芳香族アミノ酸
2)上げる             分枝アミノ酸
3)上げる             含硫アミノ酸
4)下げる             分枝アミノ酸
5)下げる             芳香族アミノ酸

139 高血圧症の栄養指導に関する記述である。正しいのはどれか。
1)肥満を合併する場合は、BMI 25未満をめざす。
2)たんばく質摂取量は、約0.5g/標準体重kg/日とする。
3)ナトリウム摂取量を、6g/日以下にする。

4)無酸素運動を、毎日合計30分間行う。
5)アルコール摂取時は、エタノール換算で100g/日以下とする。

140 クレアチニンに関する記述である。正しいのはどれか。
1)腎不全では、血中クレアチニン濃度の上昇とともに、クレアチニン・クリアランス値は上昇する。
2)クレアチニンは、腎尿細管から分泌される。
3)血中クレアチニン濃度の上昇は、脂肪肝でみられる。
4)筋肉量が、尿中クレアチニン排泄量に影響する。
5)たんぱく質摂取が過剰のときは、血中尿素窒素濃度/血中クレアチニン濃度の比は低下する。

141 微小変化型ネフローゼ症候群の成人症例に対する治療法に関する記述である。正しいのはどれか。
1)非ステロイド性抗炎症剤を用いる。
2)血液凝固を促す治療をする。
3)エネルギー摂取量は、約35kcal/標準体重kg/日とする。
4)たんぱく質摂取量は、約2g/標準体重kg/日とする。
5)食塩摂取量は、約10g/日とする。

142 血液透析療法患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。
1)水分は、透析間の体重変動が5%以内となるように摂取する。
2)エネルギー摂取量は、2025kcal/標準体重kg/日とする。
3)たんぱく質摂取量は、約0.5g/標準体重kg/日とする。
4)カリウム摂取量は、約3g/日とする。
5)リン摂取量は、約1,500mg/日とする。

143 神経性食欲不振症に関する記述である。正しいのはどれか。
1)高齢者に多発する。
2)発病時から活動の低下が認められる。
3)体温が上昇する。
4)認知行動療法が用いられる。
5)投与エネルギーは、2,000kcal/日以上から始める。

144 鉄欠乏性貧血に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 非ヘム鉄の吸収をよくするために、ビタミンBlを含む食品を摂取させる。
b 小球性低色素性貧血を示す。
c 血清フェリチン濃度は、鉄欠乏状態の判定に有効である。
d 総鉄結合能は、低下する。
  (1ab    (2ac    (3ad    (4bc    5cd

145 貧血の要因と分類に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a ビタミンB12欠乏  ------------  悪性貧血
b 葉酸欠乏  -----------------  溶血性貧血
c エリスロポエチン産生低下 -----  腎性貧血
d 造血幹細胞異常  ------------ 鉄欠乏性貧血
  (1ab    (2ac    3ad    (4bc    5cd

146 骨疾患に関する記述である。正しいのはどれか。
1)骨粗鬆症では、血清カルシウム値が低下する。
2)副甲状腺機能低下症は、骨粗鬆症発症の原因となる。
3)ビタミンK摂取により、骨量は低下する。
4)骨軟化症では、血清アルカリホスフォターゼ活性が上昇する。
5)腎性骨異栄養症では、副甲状腺ホルモンの血中濃度が低下する。

147 胃切除術後に関する記述である。正しいのはどれか。
1)巨赤芽球性貧血は、術直後に見られる合併症である。
2)骨塩量減少の原因は、カルシウムの吸収不良である。
3)早期ダンピング症候群の予防には、高糖質食を勧める。
4)鉄吸収が促進される。
5)胃酸分泌が過剰になる。

148 嚥下障害に関する記述である。誤っているのはどれか。
1)脳神経障害は、嚥下障害の原因になる。
2)嚥下障害は、肺炎の原因になる。
3)囁下訓練には、食物を用いた間接訓練がある。
4)トロミ食やゼリー食が用いられる。
5)嚥下造影検査で評価する。

149 先天性代謝異常症とその治療乳に関する組合せである。正しいのはどれか。
1)フェニールケトン尿症 ----------------  中鎖脂肪酸(MCT)ミルク
2)メープルシロップ尿症 ---------------- メチオニン除去ミルク
3)糖原病T型(フォン ギエルケ病) -------- 低糖質高脂肪ミルク
4)ホモシスチン尿症 ------------------- 低分枝アミノ酸ミルク
5)ガラクトース血症 -------------------- 乳糖除去ミルク

150 妊娠糖尿病に関する記述である。正しいのはどれか。
1)新生児メレナの原因である。
2)エネルギー摂取量は、4045kcal/標準体重kg/日とする。
3)インスリン治療は、禁忌である。
4)経口血糖降下剤で治療する。
5)新生児低血糖に対する注意が必要である。

151公衆栄養に関する用語の説明である。正しいものの組合せはどれか。
a 健康とは、単に病気でない、虚弱でないというのみならず、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態を指す。
b プライマリーヘルスケアとは、高い危険度を有する個人を対象に危険因子を減らす保健サービスである。
c エンパワーメントとは、個人、組織、コミュニティが自分たちの生活への統制を獲得するプロセスである。
d 健康寿命とは、70歳時平均余命から病気や事故などで健康を損ねた期間を差し引いた年数である。
1ab    2ac    3ad    (4bc    (5cd

152食生活状況調査における質問法に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 郵送法は、集合法より回収率が高い。
b 電話法は、面接法より詳細な質問がしやすい。
c 電話法は、留置法より調査者によるバイアスがかかりやすい。
d 集合法は、面接法より回答者が特定されにくい。
   (1ab    2ac    (3ad    4bc    5cd

153栄養指導員が特定給食施設指導の計画をするにあたって、事前に行う事項である。誤っているのはどれか。
1)給食施設側の栄養士配置の有無を確認する。
2)給食施設側が実施すべき栄養管理の内容を、地域保健法で確認する。
3)食品衛生監視員との事務調整を行う。
4)給食施設の設置場所、設置数を把握する。
5)給食施設指導に使用できる予算を確認する。

154  A市では、糖尿病の患者および高リスク者を対象に、公衆栄養上の対策を計画した。短期目標として正しいものの組合せはどれか。
a 糖尿病教室参加者の糖尿病に関する知識の向上
b  A市の医療費の減少
c  A市の糖尿病篠患率の減少
d 糖尿病教室参加者のうち、食事の改善を行っている者の増加
1ab    (2ac    (3ad    4bc    5cd

155 「健康日本21」の2010年の目標値である。誤っているのはどれか。
120歳代女性のやせの者の割合    ----------------   15%以下
2)成人男性の運動習慣者の割合    ----------------    39%以上
3)成人11日当たりの平均食塩摂取量  -------------   10g未満
4)成人11日当たりの野菜の平均摂取量  -----------   350g以上
5)成人11日当たりの緑黄色野菜の平均摂取量  ------   200g以上

156公衆栄養活動における地域の社会資源の役割についての記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 保健所は、地域住民に身近で一般的な栄養相談を行う拠点である。
b ボランティアに期待される役割は、行政指導型活動の企画である。
c 関連する専門職能団体の役割の1つに、行政との連携による社会貢献活動がある。
d 市町村行政栄養士の役割として、地区組織の育成・支援がある。
   (1ab    2ac    (3ad    (4bc    5cd

157市町村における老人保健法に基づく事業に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 医療を除く保健事業は、60歳以上の者を対象としている。
b 保健事業の1つとして機能訓練事業がある。
c 基本健康診査において「要指導」と判定された者には、個別健康教育を実施する。
d 健康度評価には、介護を要する状態等の予防に関する評価は含まれない。
   1ab    (2ac    3ad    4bc    5cd

158市町村または保健所の行政栄養士が取り組む障害者に関する事業である。誤っているのはどれか。
1)障害を持つ未熟児への栄養指導
2)障害者に対する要介護認定
3)労働災害で障害をもった者への栄養指導
4)栄養士未配置の障害者施設への献立内容、調理方法等の指導
5)障害者に対する自立支援のための栄養指導

159 A市では、肥満の改善を目的とした対策を実施した。経過評価と結果評価に分けた場合、結果評価の指標として正しいものの組合せはどれか。
a 肥満者の割合
b 肥満教室の開催回数
c 肥満教室の参加者数
d メタボリックシンドロームと判定された者の減少
   (1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

160食事摂取量を反映する生体指標に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 体重の変化は、エネルギー出納の動向を反映する。
b 尿中窒素排泄量は、たんぱく質摂取量を反映する。
c 血清アルブミン濃度は、糖質摂取量を反映する。
d  HbA1Cは、脂質摂取量を反映する。
   (1ab    (2ac    3ad    4bc    (5cd

161 24時間食事思い出し法の長所に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 回答者が幼児であっても、正確な調査が可能である。
b 調査による食事内容への影響が小さい。
c  1回の調査でも集団の平均的な摂取量を把握することができる。
d 調査結果は、調査員の技術による影響を受けない。
     1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

162ある地域における栄養疫学研究に関する記述である。[   ]に入る正しいものの組合せはどれか。
 研究スタート時点で健康な者の集団を対象に、野菜摂取量を調査し、その後10年間の大腸がんの発生数を調べた。研究終了後、1日当たりの野菜摂取量によって全体を5グループに分け、グループごとの大腸がんの発生率を比較した。この研究手法は、[ a ] または、[ b ] と呼ばれている。結果説明に際し、野菜摂取量が最も少ないグループの発生率を1.0とする[ c ] を各グループごとに算出し、野菜摂取量と大腸がん発生との関係を分かりやすく示した。
      a                     b                 c
1)症例対照研究     時系列研究     相対危険
2)症例対照研究     追跡研究       オッズ比
3)コホート研究      追跡研究       相対危険
4)コホート研究       時系列研究      オッズ比
5)時系列研究      追跡研究       オッズ比

163平成16年の我が国の健康指標に関する記述である。正しいのはどれか。
1)人口動態統計による老年人口(65歳以上)の割合は30%を超えている。
2)人口動態統計による乳児死亡率は出生100010である。
3)簡易生命表による女性の平均寿命(0歳の平均余命)は78歳である。
4)人口動態統計による悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の3大死因の割合は、全死因の約40%である。
5)国民健康・栄養調査によるメタボリックシンドロームが強く疑われる者は、4074歳男性で約4人に1人である。

164平成16年国民健康・栄養調査結果に関する記述である。正しいのはどれか。
1)朝食の欠食率は、20歳代男性で約1割である。
2)脂肪エネルギー比率が25%を超えている者の割合は、20歳以上の女性で約3割である。
3)乳・乳製品の成人11日当たりの平均摂取量は、200gを超えている。
4)カルシウムの成人11日当たりの平均摂取量は、600mgに達していない。
5)食物繊維の成人11日当たりの平均摂取量は、約20gである。

165我が国の食環境に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 平成16年の食料需給表によると、食料自給率はカロリーベースで約60%である。
b 外食料理に栄養成分表示をしようとする場合は、国の基準に従わなければならない。
c 平成16年の食品ロス統計調査によると、世帯食の食品ロス率は約4%である。
d 食の情報提供と安全・安心の確保に向けた対策の1つとして、トレーサビリティのシステムがある。
    (1ab    (2ac    (3ad    4bc    (5cd

166栄養・食生活関連法規に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 栄養士法には、都道府県知事による管理栄養士免許の付与が定められている。
2) 母子保健法には、都道府県による3歳児健康診査の実施が定められている。
3) 食育基本法には、食品関連事業者等は自ら積極的に食育の推進に努めることが定められている。
4) 健康増進法には、市町村長による栄養指導員の任命が定められている。
5) 食品衛生法には、飲食店への調理師の配置が定められている。

167平成16年国民健康・栄養調査に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 血液検査は、満40歳以上の人を対象とする。
2) 身体状況調査に、腹囲の計測が含まれている。
3) 歩数計を用いた1日の運動量の調査は、実施していない。
4) 栄養摂取状況調査は、3日間行う。
5) 栄養摂取状況調査は、個人単位で食事を秤量する。

168 A氏(35歳、男性)の1週間の食事記録から、ビタミンAの摂取量を調べたところ1日当たり平均650mgREであった。「食事摂取基準(2005年版)」では、3049歳男性のビタミンA推定平均必要量、推奨量および上限量は、それぞれ550750および3,000mgRE/日である。A氏が必要量を満たしている確率として妥当なものはどれか。
10
210%以上
330%以上
450%以上
5100

169 「食事摂取基準(2005年版)」におけるエネルギーに関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 推定エネルギー必要量は、エネルギーの不足と過剰のリスクが最も小さくなる摂取量である。
2) 成人の推定エネルギー必要量は、基礎代謝量に身体活動レベルを乗じて求められる。
3) エネルギー摂取量のアセスメントは、BMIを指標として行う。
4) エネルギー摂取量のプランニングは、体重を指標として行う。
5) 推定エネルギー必要量の算定に必要な身体活動レベルは、4段階に分れている。

170諸外国の健康・栄養問題の現状に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a アメリカ合衆国では、過去20年間で肥満者割合は変化していない。
b 開発途上国では、肥満の問題は存在しない。
c 開発途上国では、ビタミンAの欠乏症が多い。
d 2002年のWHOの報告では、5歳未満の死亡者の90%以上が開発途上国の子どもである。
   (1ab    (2ac    (3ad    (4bc    5cd

171健康増進法において、特定給食施設での適切な栄養管理義務が課せられている者である。正しいのはどれか。
1) 栄養士
2) 管理栄養士
3) 栄養管理担当部門長
4) 給食施設の管理者
5) 給食施設の設置者

172給食のシステムと管理の対象の組合せである。正しいのはどれか。
1ISOシステム   ----------------  食材料管理
2HACCPシステム  -------------   衛生・安全管理
3) ドライシステム  ----------------   生産管理
4) コンベンショナルシステム  -------   品質管理
5) クックチルシステム  -------------   施設・設備管理

173給食業務の人的資源である。正しいのはどれか。
1) 給食施設の設置者
2) 給食利用者
3) 調理従事者
4) 食品納入業者
5) 栄養指導員

174事業所給食施設において、喫食率の向上対策としてイベントを企画するためにマーケテイングの4Pの項目で検討を行った。マーケテイングの4Pに該当しないものはどれか。
1) 競争相手のリサーチ
2) 提供する料理
3) 販売価格
4) 開催する食堂
5) イベントの宣伝

175給食における栄養管理の結果評価に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 損益分岐点の算出
2) 食材費のABC分析
3) 調理従事者の健康状態の確認
4) 給食利用者の栄養状態の確認
5) 料理の中心温度の測定

176昼食のみの社員食堂における食事計画時の利用者の状況把握に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
 a 食生活の状況は、朝食と夕食を含めて評価した。
 b 嗜好は、質問紙調査により評価した。
 c 体重は、入社時の測定により評価した。
 d 身体活動レベルは、職種によらず一律に評価した。
      1ab    2ac    (3ad    (4bc    (5cd

177管理栄養士による調理従事者の人事考課に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
 a 設定させた自己目標について定期的に協議する。
 b 実施した結果は、本人に内容を告知しない。
 c 良い点を捉える「加点方式」を採用する。
 d 食材料の購入量により能力評価を行う。
    1ab    (2ac    (3ad    (4bc    (5cd

178給食施設における調理室のレイアウトに関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
 a 食材の搬入口と厨芥の搬出口は、別に設置する。
 b 加熱食品の下処理と、盛り付けのスペースを区分する。
 c 検収と下処理は、同じ部屋で行う。
 d 調理機器は、作業動線が長くなるように配置する。
   (1ab    2ac    (3ad    (4bc    5cd

179給食施設における調理機器類の使用に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
 a 大型機器の稼動率が下がるように献立を計画する。
 b 使用前に正常稼動を確認してから作業を開始する。
 c 稼動記録を保存し、定期的に分析する。
 d 稼動中の異変は、作業終了後に確認する。
   (1ab    (2ac    3ad    4bc    (5cd

180給食の生産管理の評価に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 下処理作業の時間を食材の廃棄率で評価する。
2) 食材の鮮度を料理の種類数で評価する。
3) 作業動線を生産食数で評価する。
4) 洗浄作業を食器のヨード・でんぷん反応で評価する。
5) 料理の品質をインシデントレポート数で評価する。

181食材の購入に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 価格が安定している食材は、年間契約を結ぶ。
2) 随意契約方式は、食材の品質を問わない。
3) 生鮮野菜は、指名競争入札が適している。
4) 発注量は、純使用量に食数を乗じて求める。
5) 食材購入の合理化には、カミサリーが有益である。

182大量調理に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a 廃棄率は、調理従事者の技術により変動する。
b 沸騰水に投入する食材の量は、加熱速度に影響する。
c 材料の付着水は、料理の品質に影響しない。
d 水分蒸発率は、少量調理に比べて高い。
   (1ab    (2ac    3ad    (4bc    (5cd

183食事の塩分濃度に関する品質管理の記述である。誤っているのはどれか。
1) 料理ごとに塩分濃度を設定する。
2) 給食利用者に減塩指導を行う。
3) 出来上りの塩分濃度を測定する。
4) 塩分濃度が上昇した原因を調査する。
5) 一定の塩分濃度になるよう作業を標準化する。

184個人の摂取栄養素量を推定するために必要な項目である。誤っているのはどれか。
1) 発注量
2) 純使用量
3) 出来上り重量
4) 盛付重量
5) 残飯菜重量

185給食の品質改善活動に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) インシデントレポートの作成
2) アクシデントレポートの作成
3) お客様ご意見箱の設置
4) 顧客満足度調査の実施
5) 顧客への栄養教育

186給食施設における運営方針に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 喫食者の満足度を高めるために、選択メニューを検討する。
2) 給食内容を改善するために、労働生産性を検討する。
3) 食材価格の上昇に対応するために、損益分岐点分析を行う。
4) 食材原価を引き下げるために、提供する料理の数を減らす。
5) 給食運営の効率化のために、IT(情報技術)を活用する。

187入院時食事療養を例にした食数情報の処理に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 病棟別の食種別食数を集計する。
2) 食種別食数に基づいて、配膳表などの帳表を取りまとめる。
3) 食種別の食数一覧表を提示する。
4) 食種別食数に合わせて、治療食献立を変更する。
5) 食種別食数集計表をファイルにして備える。

188給食施設における食中毒発生時の対応に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 患者数を調査する。
2) 給食従事者の健康状態をチェックする。
3) 事故発生前2週間分の献立表を確認する。
4) 保存検食を確認する。
5) 患者の回復後、保健所に届け出る。

189学校給食栄養管理者の職務に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 学校給食の実施に関する組織に参画する。
2) 学校給食の調理作業や配食に従事する。
3) 望ましい食生活に関し担任教諭を補佐して指導する。

4) 検食の実施及び検査用保存食を管理する。
5) 学校給食物資の選定、購入、検収及び保管に参画する。

190特定給食施設における健康増進法に基づく栄養管理の基準に関する記述である。誤っているのはどれか。
1) 利用者の身体の状況等を定期的に把握するように努める。
2) 利用者の身体の状況等には、栄養状態や生活習慣を含む。
3) 適当な熱量及び栄養素の量を満たす食事を提供するように努める。
4) 食事の品質管理は、栄養管理の基準には含まれない。
5) 栄養管理実施状況の評価を行うように努める。

次の文を読み「191」、「192」に答えよ。
 患者は20歳の男性。3か月前から腹痛と下痢、ときに血便を生じるため受診した。来院時の身長は170cm、体重は50kg(最近の3か月で5kg減少)。大腸内視鏡検査を施行したところ、回腸末端から盲腸にかけて、びらん、縦走潰瘍を認めた。また、肛門には難治性の痔瘻が認められた。

191上記疾患の病態として誤っているのはどれか。
1) 食道にも病変が生じる。
2) 高齢者にも発症する。
3) 炎症部位に肉芽腫が認められる。
4) 炎症は粘膜層に限局する。
5) 病変は非連続性に出現する。

192上記疾患に用いられる成分栄養剤の特徴である。正しいものの組合せはどれか。
 a 窒素源がアミノ酸である。
 b 脂肪含有量が多い。
 c 吸収が容易である。
 d 浸透圧が低い。
   1ab    (2ac    3ad    (4bc    (5cd

次の文を読み「193」、「194」に答えよ。

 下表は、ある食品の栄養成分について、五訂増補日本食品標準成分表(脂肪酸成分表を含む)の一部を抜粋したものである。

(値はいずれも可食部100g当たりのg数)

水分

たんぱく質

脂質

   

総量

飽和

一価不飽和

多価不飽和

n3系多価
不飽和

n6系多価
不飽和

55.8

18.5

24.6

19.25

4.23

10.44

4.58

3.95

0.53

193 この食品名として正しいのはどれか。
1) うし(和牛肉、かた、脂身つき、生)
2) ぶた(大型種肉、かた、脂身つき、生)
3) くるまえび(養殖、生)
4) さんま(生)
5) まだい(養殖、生)

194この食品の可食部100g当たりのエネルギー(kcal)として、正しいのはどれか。
1110
2210
3310
4410
5510

次の文を読み「195」、「196」に答えよ。

13歳までの子どもを対象とした生活調査の結果から、就寝時刻が遅くなるほど朝食を食べる子どもの割合が少ないことが明らかとなった。そのほかに調査から以下の図の結果が得られた。

         <子どもの朝食習慣>              <母親が朝食を食べない理由>

195子どもと母親の朝食習慣の実態に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 母親の95%が、毎日朝食を食べている。
2) 母親の40%が、毎日朝食を食べていない。
3) 子どもの95%が、毎日朝食を食べている。
4) 朝食を食べない母親の子どもの45%が、毎日は朝食を食べていない。
5) 朝食を食べない子どもの15%の母親が、毎日は朝食を食べていない。

196調査対象の子どもが朝食を食べる習慣をつける栄養教育を行いたい。教育内容として、誤っているのはどれか。
1) 母親が一緒に朝食を食べるようにする。
2) 早寝早起きの習慣をつける。
3) 錠剤、カプセルで栄養補給をする。
4) 簡単に作れる朝食を紹介する。
5) 朝食向きの市販食品を紹介する。

次の文を読み「197」、「198」に答えよ。
62歳、男性、胃がんにて胃全摘手術を受けた。手術2か月後、食後2時間頃、動悸、冷や汗、手の震えをきたすようになった。身長160cm、体重54kg。血中ヘモグロビン濃度13.2g/dL、血清アルブミン濃度3.9g/dL、血圧132/77mmHg

197症状に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 食物が小腸に、急速に落下流入することにより生じる。
2) 高脂肪食が、小腸へ移動することにより生じる。
3) 一過性にインスリン分泌が、過剰になることにより生じる。
4) 高血糖症状である。
5) 早期ダンピング症候群である。

198食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。
1) 高糖質食を指導する。
2) たんぱく質は、1.5g/標準体重kg/日以上とする。
3) 経管経腸栄養とする。

41日に56回の分割食を指導する。
5) 食物繊維の摂取を制限する。

次の文を読み「199」、「200」に答えよ。
主治医から食事療養部門に対して、以下のような食事せんが発行された。

テキスト ボックス: 59歳男性、身長165cm、体重61.5kg、冠動脈バイパス術後、ワーファリン(ワルファリン)投与中、食事形態:常食、エネルギー:1,800kcal、たんぱく質:70g、総脂質:50g、食塩相当量:7g以下





199この症例において、特別に制限を必要とする栄養素である。正しいのはどれか。
1) ビタミンA
2) ビタミンC
3) ビタミンD
4) ビタミンE
5) ビタミンK

200治療食の調製において、多量の使用を避ける食品に関する記述である。正しいのはどれか。
1) かぼちゃ
2) にんじん
3) ピーマン
4) ブロッコリー
5) トマト