指導への自信をもった指導者を育成し、
中村学園の教育に貢献したい。
教育学部 児童幼児教育学科 /常勤助手
野田 侑司 さん
(2022年入職)
01 仕事内容について教えてください。
私は体育授業を担当しており、週に3日程、学生に体育指導をしています。授業がある日は授業に集中して取り組んでいますが、授業がない日や学生の長期休暇の間は、研究に力を入れています。
授業準備の業務もあり、使用する道具の準備や、道具が安全かつ快適に使える状態かを確認する作業も行っています。時々、一緒に授業を担当する先生と事前打ち合わせをすることも。
そして、これは体育分野特有かもしれませんが、主担当の先生と別々に分かれて実習を行うことが多いです。授業サポートというよりも、一人で実習を担当する、といった感じでしょうか。その分、授業への責任感は大きいですが、授業をさせてもらえることにやりがいを感じています。
02 実際に働いてみて、どうですか?
学生時代から中村学園大学では、手厚い教育や指導を受けられたと感じていましたが、働いてみて、先生方の学生教育に対する想いを知り、その理由がわかりました。自分が学生時代に享受した教育環境を、今度は学生のために作りたい。そのために学生としっかり向き合っていきたい。と、働くモチベーションにもなっています。
私が指導する上で大事にしていることは、協働的な学び場をつくること。学生たちの活発な話し合いや、何かを実現できて、学生同士喜び合っている姿を見ると、こちらも嬉しいですね。同時に、自分の学生の頃を思い出して、懐かしい気持ちにもなります。
また大学は研究をする場でもあるので大変ですが、やりがいを感じています。母校で働かせてもらうことも、恩師と一緒に働けていることも、モチベーションの一つです。私が在席しているお部屋の先生や、他の体育の先生方からご指導頂けており、研究がより深まっていく、この恵まれた環境にとても感謝しています。
03 中村学園での目標を教えてください。
現在、取り組んでいる研究テーマは、「体育指導における自信」について。実は、学生時代から続けてきた研究テーマではなく、前職の小学校教員の経験がきっかけになりました。
小学校には、体育指導に対して不安をお持ちの先生がいらっしゃって。小学校の先生は、全教科を教えなくてはいけません。体育指導が不安な先生から相談を受けるうちに、どのようにすれば、自信をもって体育指導ができるだろうと思ったことがきっかけです。
中村学園大学では教員養成をしていますが、指導している学生たちには、ここで学んだことに誇りに思って、自信をもった教師になってほしいという想いがあります。現在取り組んでいる研究を明らかにして、学生教育に生かし、中村学園の教育に貢献したいと思っています。