中村学園大学・中村学園大学短期大学部

高大接続探究学習ワークショップ「保育をUPDATE」を開催しました

2023年12月13日

12月9日(土)、高大接続探究学習ワークショップ「保育をUPDATE」を実施しました。

今回は幼児保育学科 松尾智則教授が講師となり、「保育を知ろう~どんなせんせいになりたい?幼稚園、保育園の世界~」をテーマに、高校生と保育の専門知識を学ぶ大学生が、ともに学びました。

ワークショップでは、まず、アイスブレイクとして手遊びの「ひげ爺さん」、「ペンギンさんの山登り」を行いました。初めは緊張した面持ちの高校生でしたが、手遊びを通して他校の高校生や大学生と関わり、笑顔が見られ、緊張が解けた様子でした。その後、松尾先生より「幼稚園・保育園の名称と免許・資格制度や保育での先生の仕事」などについてご説明がありました。高校生は、幼稚園教諭と保育士の違いや短大卒で私立幼稚園の園長になれることなどについて真剣に興味深く学んでいる様子でした。
制作場面では、折り紙で年齢別の指導のコツなどに触れながら紫陽花と手裏剣を制作しました。折り方に困っている高校生を大学生がサポートし、無事に完成しました。完成した作品は画用紙に貼り、絵を描いて、みんなそれぞれ個性のある可愛らしい作品に仕上げることができました。
最後に、グループワークを通し高校生は「どんなせんせいになりたいか」を考えていきました。ワークショップに参加する前と後で、自身の考えにも変化があったようです。参加者同士の交流は終始和やかな雰囲気で、大学生は高校生のサポートを行うことで自身の保育実技に対する理解をより深めることができた様子でした。

参加した高校生からは「先生方や大学生の方々の丁寧な指導のお陰で楽しく学ぶことができました」「折り紙で手裏剣や紫陽花を作ったのは初めてでしたが、楽しかったです」「自分がどんな保育士になりたいのかを考えることができて良かったです」といった感想が寄せられました。