長期留学プログラム
- N-HALプログラム (Nakamura Habatake Active Learning)
- 語学はもちろん、学生が自ら定めた明確な目的と意欲的な目標に基づき立案した実践活動を1年間の留学生活の中で実施する留学制度です。
(留学中は、原則休学扱いとなります) - 詳しくはこちら
留学体験レポート

- 川端 うらら栄養科学部 栄養科学科
- 【留学先】フィンランド トゥルク応用科学大学

私はフィンランドにN-HALプログラムを通して8か月間留学しました。
現地の大学では、フィンランドの学生だけでなく、様々な国の留学生と共に学びました。授業はグループワークが多く、フィンランドの福祉制度や、医療・教育などの現場において問題を抱えているクライアントとの接し方等を学びました。
実践活動は、「レストランデイ」と呼ばれるイベントでのおにぎりの販売や、牧場のボランティア等を行いました。 レストランデイとは、1日だけ誰でもお店を出店できるというフィンランド発祥のポップアップイベントです。私は、Tuusulaという地域で開催されているレストランデイに参加しました。日本のだしを使った料理を提供したいと思い、炊き込みご飯のおにぎりと日本茶を近くの宿泊施設で作り販売しました。当日の朝、おにぎり100個を準備しましたが、準備に時間がかかり参加が遅れたため、思ったようには販売することができませんでした。課題として分かったことは、炊き込みご飯は知名度がないため手に取りづらい点、調理器具を準備できなかったので魅力を伝えられなかった点です。しかし違う国で自分が計画したことを実行でき、試行錯誤しながら出店したので、このことは自信にもつながりました。また渡航前から連絡をとっていたイベントの主催者の方と会えた時は感動しました。
牧場のボランティアは、フィンランド在来種の羊を有機農業で飼育している農場で行いました。食の生産から販売まで手伝うことで、動物を飼育する大変さを実感し、普段見えない食の生産を体験することができました。価格だけで判断し購入するのではなく、品質で選ぶ大切さを学びました。実践活動を行ったことで、フィンランドにいつでも帰ってきていいよと言ってくれるような場所ができたり、幅広い知識が得られたり貴重な経験をすることができました。
留学を通して、英語を使って様々な国の人とコミュニケーションが取れる楽しさに気づき、同時に語学力の課題なども明確になりました。 また日本の食文化は他国とはまったく異なり、良い点が多くあると改めて実感したので、日本食や栄養学を、より深く勉強していこうと思います。卒業後は、日本で病院の管理栄養士として働き、患者様と交流する際や、英語で記載されている栄養学の情報を得る際に、留学での学びを活かしていきたいです。日本で知識や経験を積み、将来的には海外でも活躍できる管理栄養士を目指します。
留学期間:2023年7月〜2024年2月
履修科目:変化する社会におけるウェルビーイング、専門的な交流と倫理、フィンランド語、 Get Finternational
取得単位数:16ECTS(フィンランド現地の単位数)
※令和5年度はN-HALプログラムで6名の学生を派遣しました。
- 流通科学部海外留学スカラーシップ [流通科学部対象]
- 原則、休学をせずに海外の協定校(中国・韓国・台湾・アメリカ・カナダ・オーストラリア)へ半年または1年間留学する制度です。留学先で修得した単位についても本学の条件を満たせば単位認定され、4年間で卒業できる場合もあります。
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- 石内 呂依流通科学部 流通科学科
- 【留学先】韓国 釜山大学校

私は令和5年度の海外留学スカラーシップ制度を通じて、韓国の釜山大学校におよそ7か月間留学をしていました。私の留学目的は、日本と韓国の文化的な違いから見るビジネスの参入機会を調査することでした。
前半の3か月間は語学学校にて語学の勉強のみを行い、9月からは経営学科に交換留学生として学科入学しました。語学学校では、毎日語学の勉強に取り組むのはもちろんのこと、金曜日に行われる文化体験イベントや語学学校全体で行く観光イベントなどもあり、韓国語を学びながら文化に触れられる機会が多くありました。経営学科では行動経済学や韓国文化・歴史についての講義を履修していました。すべて韓国語か英語で行われる授業で、生徒ごとに発表を行う機会などもあり語学力の実践を交えながら日々の講義に取り組んでいました。課外活動では、文化交流サークルで様々な国籍の人と交流を行うことや、学外の日韓交流ボランティア団体に自ら参加をして、現地高校生・大学生に向けて文化交流を行っていました。
調査活動においては、韓国の地理的特徴を調査するために、現地の町並みや風土などを観察調査することや、現地学生との交流の場で韓国の生活感覚について調査を行っていました。日本文化と食習慣の違いや購買に関する習慣の違いがあることから、韓国で普及している技術やシステムを、日本の市場と比べながら、参入できるビジネスに関してマーケティング・分析を行っていました。
留学生活を通して、視野を広く持ちながら、目標達成のプロセス構築をしていく大切さを学びました。留学開始当初は、ひとりでできることが限られていましたが、韓国の文化を知ることや語学力向上のために、自分自身がその時のスキルでできることは何かを認識しながら、多く経験をできるように挑戦を続けました。この経験が、自分自身の成長につながっていくことを実感でき、留学で得られた知識や経験を忘れずに、これからの挑戦にも活かしていきたいと考えています。
留学期間:2023年5月~2023年12月
履修科目:行動経済学、韓国の歴史、韓国の文化、中級韓国語
語学スコア:(TOPIK)2級レベルから4級にアップ
取得単位数:6単位
- 食のスペシャリストを目指す!ダブルディグリー留学プログラム[フード・マネジメント学科対象]
- 協定校であるハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(以下KCC)に1年間留学することにより、本学(学士)及びKCC(Associate Degree)の2つの学位(ダブルディグリー)を取得し、最短4年間での卒業を目指す留学制度です。
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- 風間 結花栄養科学部 フード・マネジメント学科
- 【留学先】アメリカ ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ

私はアメリカのハワイに9か月間、フロリダにインターンシップのため3か月間の留学をしました。まず、ハワイではハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジでの授業を通して料理の技術や最先端の知見だけではなく料理をすることの楽しさを知ることが出来ました。尊敬するシェフやクラスメイトとの出会いにも恵まれ、毎日登校をするのがワクワクするほど充実した時間でした。ボランティアをする機会も多くあり、シェフのもとでホテルや野外でのフードイベントのお手伝いもしました。放課後にはホームステイ先での時間を、休日にはハワイの自然を思う存分満喫することができました。ハワイには日本でなかなか感じることのなかった穏やかで自由な雰囲気があり、だからこそ、たくさんの優しさで溢れた人々がいるのだろうと感じました。
フロリダではウォルトディズニーワールド内のレストランのキッチンでインターンシップを行いました。ハワイで学んだことを生かしながら実際に海外のキッチンで働くことは貴重な経験になった上に、ユーモア溢れるシェフや職場の同僚のおかげで働くことがこんなにも楽しいと感じたのは初めてでした。夢の国と言われるディズニーワールドは職場環境までもがまさに夢の国でした。また、インターンシップ期間はディズニーが準備してくれた寮に滞在していましたが、世界中からインターンシップを行う学生が集まっており、休日や仕事終わりにルームメイトと過ごす時間がとても楽しかったです。
この様に1年間の留学を通してたくさんの素敵な出会いがありました。日本中、世界中に友達を持つことが出来ました。いつかこんな風な人になりたいと思う尊敬する憧れの方々ばかりです。心からの愛情と優しさを皆さんから受け取り自分も思っていることを実際に言葉や行動に表すことの大切さを知りました。また、自分が挑戦したいことは、思っただけでは終わらせずに実際に実行する力もつきました。将来は留学の経験を生かして食に関わるグローバルな仕事に就きたいと考えています。
留学先:アメリカ合衆国ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ
現地大学での習得単位数:31単位
留学期間:2022年8月~2023年8月
履修内容:調理学、英語、インターンシップ、ボランティア など
語学スコア:TOEIC75点アップ
※令和4年度はダブルディグリープログラムで4名の学生を派遣しました。
短期留学プログラム
- 海外研修(夏・春)[全学部対象]
- 英語圏の短期研修プログラムで、ホームステイをしながら春夏に3週間程度、アメリカもしくはオーストラリアの協定校で語学研修とフィールドワークに参加します。海外文化や国際情勢を理解するとともに、今まで身につけた英語力を実践的に活用できる絶好の機会です。
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留学体験レポート
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- 松本 琉那流通科学部 流通科学科
- 【留学先】ハワイ大学マノア校
私は、2/8~3/3の3週間、ハワイ大学マノア校で行われた海外研修に参加しました。
平日は大学で英語の授業を受け、土曜日にはビーチでの環境保全活動やパールハーバー見学に参加しました。
大学の授業では、英語だけではなく、ハワイの言葉、文化や伝統料理についても学びました。
また、週に一度、ハワイ大学マノア校の学生と授業内で交流をする機会もあり、英語力を高めることができました。
休日は友人と一緒に観光スポットに行ったり、ハワイで有名なものを食べたり、ショッピングも楽しみました。
滞在中で最も印象深い出来事は、早朝に友人と一緒にダイヤモンドヘッドに登ったことです。私にとって人生初の山登りでしたが、30分ほどで頂上に着くことができました。山頂から見渡すワイキキの街や海、日の出はとても綺麗でした。もし、またハワイに行く機会があれば、もう一度あの光景を見たいと思います。
私は、この研修を通して、躊躇せず誰にでも英語で話しかけられるようになりました。
英語を話すことに不安を感じる方でも、間違えを恐れず、根気よく話しかけることで自信がつくと思います。今後は、海外研修で得た経験をもとに英語の学習に励み、将来の進路に活かしたいと思います。

- 坂田 加偉人流通科学部 流通科学科
- 【留学先】アメリカ デラウェア大学

私は8/26~9/13の約3週間、アメリカのデラウェア大学附属語学学校(ELI)で行われた海外研修に参加しました。午前はListening/SpeakingとReading/Writingの授業を受け、午後はフリータイムまたは様々なアクティビティを行うスケジュールでした。
午後からのアクティビティでは、デラウェア大学の学生と交流する機会が数多く設けられていました。様々な国籍の学生とクッキーやコーヒーを飲食しながら英語で交流するInternational Coffee Hour、日本語や日本文化に興味を持つ学生と折り紙やラーメンを楽しみながら日本語で交流するJapanese Culture & Language Event、デラウェア大学の学生とのピクニックにも参加しました。私個人としては、友人らとParkinsという施設でNintendo Switchをしたり、体育館でバスケットボールやバドミントンなどをして楽しみました。英語で会話をしながらプレイしたことで、会話レベルの上達にもつながり、非常に有意義な時間を過ごせました。
私はこの研修を通して、英語だけの環境に身を置いてみることの大切さを学ぶことができました。自分から話さなければコミュニケーションが取れないため、とにかく発音や文法を気にせず英語を話しました。そうしていくなかで、英語を話すことへの抵抗感が無くなるのを感じました。今後より一層英語学習に励み、自分の話したいことを自分の言葉で話すことができる状態で留学に臨みたいと考えています。
- 台湾協定校研修 [全学部対象]
- 台湾の文化に触れながら、アジアへの理解や近隣諸国との良好な交流を深めることを目的とした8日間の研修です。現地での活動としては、協定校での学生交流、台湾企業の訪問、フィールドワークを予定しています。
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- 下川 夏生流通科学部 流通科学科
- 【留学先】台湾・玄奘大学
2024年3月1日から3月9日までの9日間、台北市、新竹市での活動を中心とした台湾協定校研修に参加しました。初日から3日間は、ガイドの方と中村の学生のみで台北市内のお寺や記念堂などの見学を行い、4日から最終日までは協定校である玄奘大学の学生との交流会や、台北市内や玄奘大学がある新竹市内の観光などを行いました。
研修に参加するにあたり、「①現地の言語を5つ習得する②台湾の文化や歴史について学ぶ③台湾に進出している日本企業の日本との違いを見つける」の3つの個人目標を立てました。
この研修で印象に残っていることは、台湾の人々はみんな親切だということです。玄奘大学の先生方や学生はもちろん、訪れたお店の方はみんな私たちが日本人だということに気付き、日本語で声をかけてくれました。また、台湾に進出している日本のコンビニエンスストアの台湾と日本の違いについても見つけることができたり、観光を通して文化や歴史を学ぶことができたり、反対に違いだけではなく似ているところや同じところもあったりと、驚くような発見や多くの学びがありました。街を歩いているだけで、観光旅行とは違う視点から様々なことに気付くことができ、目標を大きく上回る学びがあったと思います。
はじめは研修日程と就職活動の情報解禁日が重なっていることに対し、両立ができるのか不安で研修を諦めようか迷っていました。また、1週間以上異国の地で生活することの不安や、他にも多くの不安や心配事がありました。しかし、その不安や心配事が無くなるほど充実した9日間を過ごすことができました。現地で多くの学びや気付きがあったからこそ、日本のことについても改めて学ぶきっかけになりました。
今回出会った玄奘大学の学生とまた会って話せるように中国語の勉強に力を入れるとともに、台湾だけでなく他の国にも目を向け、歴史や文化について学んでいきたいと思います。
- 国際交流研修in韓国 [全学部対象]
- 韓国の協定校である東元大学校で行う8日間の研修です。本研修では、現地学生と交流をしながら、韓国語の習得・異文化理解、現地企業訪問を行い、外国人と積極的にコミュニケーションをとることができる人材育成を目指しています。
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留学体験レポート

- 北川 莉那栄養科学部 栄養科学科
- 【留学先】韓国 東元大学校
2024年3月20日から3月27日までの8日間、「国際交流研修in韓国」に参加しました。研修では、韓国料理作り、韓国の歴史的建造物の見学やホームステイ、東元大学校の学生との交流、企業訪問を行いました。
私が研修に参加したきっかけは、語学力や行動力の向上、自分の視野を広げたいと思ったからです。実際に現地で生活してみると、 文化の違いや日本との繋がり、他言語でコミュニケーションをとる難しさを感じました。東元大学校の学生との交流では、言葉を韓国語で伝えることができ、達成感が得られた一方で、どう伝えたら良いのか悩む時もありました。実際に韓国の方々と会話することで現時点の自分の語学力を認識する機会になりました。ホームステイでは、韓国の家庭での生活を体験することができました。韓国の家庭食や毎食キムチを付け合せること、お風呂はシャワーで済ませるなど日本とは異なる生活を体験することが出来ました。企業訪問では、韓国で働く日本人の方のお話を聞くことができました。ホテルのフロントでは日本の方の対応をすることも多く、言語が伝わるため安心感を提供できることや同じ目線でより良いサービスを提供するために工夫されていることを学ぶことが出来ました。
この研修を通して、自ら行動することの大切さを改めて実感しました。また、日本の中だけでは知ることの出来ないことを沢山学び、将来の進路について考えるきっかけになりました。これからは韓国研修での経験を活かして、さらに語学力を身につけ、グローバルな広い視野を持って行動していきたいです。
- 海外フードビジネス研修
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留学体験レポート

- 杉谷 美柚 西山 渚紗 近藤 樹咲 平野 心咲栄養科学部 フード・マネジメント学科
- 【留学先】ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(他 訪問先:The Cherry Company、DEAN & DELUCA HAWAII、ZETTON ZIGU など)
2024年2月19日から2月26日までの8日間、アメリカのハワイでの「海外フードビジネス研修」に参加しました。
研修では、ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジでハワイの伝統的な食について講義を受け、現地の学生と調理実習を行い、ハワイで展開している日系企業の訪問、グループごとで新しい食ビジネスを提案することを目的としたフィールドワークを行いました。
参加しようと思った理由は、ハワイで私たちの専門であるフードビジネスを学べるという点に惹かれたからです。
語学研修とは違い、実際に海外ビジネスを体験できることは将来のキャリアや視野を広げる上で絶好の機会だと思いました。
実際、様々な海外企業を訪問し、ビジネス的な視点や考え方を身につけることができました。
当初は不安が大きかったですが、この研修に参加して本当に良かったと思っています。
フードビジネス研修の大きな目的である、企業の方からのお話やハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジでの調理実習、現地調査などでの新しい学びはもちろんですが、他にも8日間の生活の中で経験したことは、新しいことばかりでとても充実していました。
チップの文化やバスの乗り方、注文の仕方、食べ物のサイズ感なども、最初は戸惑いましたが、日に日に慣れていきました。
そして、言語や文化が異なる人とコミュニケーションがとれることはとても楽しいということを実感できました。
海外に行って実際に体験したことで、知識や考え方、自分の言葉で説明できることが、圧倒的に増えたと思っています。
時間が自由に使える大学生活だからこそ、とにかく行動を起こして、チャレンジしてみる大切さを強く感じました。
- トビタテ! 留学JAPAN
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留学体験レポート

- 梶 礼華教育学部 児童幼児教育学科
- 【留学先】イギリス

私は、1年時に大学主催の海外研修で訪れた英国により長く滞在し、伝統と多様性が融合する英国の暮らしを学びながら、英国の福祉やパラリンピックに対する取り組みについて学びたかったため、英国で半年間ボランティア・調査留学をしました。身体障がいのある人々が暮らす施設や、地域の障がい者スポーツ団体でのボランティア、パラリンピックに関する調査等の実践活動を通して、多様性の生きる社会について考えると同時に「自分らしさ」についてより深く考えることが出来ました。
また「社会や世界をよりよくしたい」という同じ思いを持ちながら、全く異なる分野で活躍する友人がたくさんでき、今でもそのつながりは活動や思考を広げてくれる貴重な存在となっています。