中村学園大学・中村学園大学短期大学部

体験者の声

  • 篠隈 友美教育学部 児童幼児教育学科
    【留学先】フィンランド トゥルク応用科学大学

    私は現在N-HALプログラムを通じて、フィンランドにあるトゥルク応用科学大学に留学をしています。

     

    語学留学は何度か経験をしているのですが、9か月間という長い期間を海外で過ごすこと、また海外の大学で勉強をすることは初めてでした。最初は緊張や不安がありましたが、良い友達や素晴らしい大学の先生方に恵まれ、充実した日々を過ごせています。今回、フィンランドへ留学することができて、本当に良かったと感じています。

     

    留学を決めた理由は、英語力の向上と、世界で注目されているフィンランドの画期的な教育について、現地で学びたいと考えたからです。そのため、大学ではフィンランド語や多文化理解についての授業に加え、特別支援や若者の協同力を高めるための授業など,フィンランドの教育についても勉強しています。授業は全て英語で行われるため、ついていくのが大変だと感じることもありますが、友だちと協力しながら勉強するのはとても楽しいです。9カ月の留学期間を終えた時、自分の英語力がどれ程伸びているのか、今から楽しみです。

     

    また、フィンランドでは冬はマイナス20度くらいになります。日照時間も5時間半ととても短く気分も暗くなりがちですが、そんな中でも日々を楽しく過ごすフィンランド人から、多くのことを学んでいます。

     

    来月からは学校の授業とは別に、フィンランドの福祉関係の施設や小学校現場を訪問し、インタビューさせていただくつもりです。あと5か月と残りは短いですが、いろんな意味で日本と違うフィンランドで沢山のことを経験しながら、この留学を楽しみたいと思っています。

     

    留学期間 2021年7月下旬~2022年4月上旬
    履修科目 Juvenile Teamwork, Finnish, Special Education, Culture Journey,

    Municipal Work and Community Work, Coil, RDI Project Training
    単位数 26ECTS(フィンランド現地の単位数)

    ※令和3年度はN-HALプログラムで3名の学生を派遣しました。

     

  • 太田 みのり教育学部 児童幼児教育学科
    【留学先】アメリカ ハワイ大学カピオラニ校

    私はN-HALプログラムで、ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジに留学しています。留学は小さな頃から憧れていたことだったので、留学できたことを嬉しく思います。私が留学する上で学びたいことは2つありました。

    一つは英語力の向上、もう一つは海外の教育についてです。今までの期間では、英語力、特にwritingの力がつくような授業を沢山取っていました。writingのクラスは英語が第二言語の人用のクラスだったので、このクラスを取ることで、韓国をはじめとする外国人の友達をつくることができ、英語を実際のコミュニケーションで使う事ができました。また、授業やボランティアを通して、教育学を学んでいます。授業では、現在、音楽の授業を取っています。この授業は教育系の授業なのですが、基本動いていることが多く、新鮮な感じで授業を受けました。

    ボランティアは現在、3つの場所で行っています。一つ目は日本語塾というところです。ここには、日本人の子どもたちが日本語を学びに来ます。少人数制の塾で、子どもたち一人一人に合った授業が行われていました。ここでは、実際に日本で使う国語の教科書を用いて授業を行なっており、どんな風にしたらわかりやすいのか、興味を持ってもらえるのか考えてボランティアを行なっています。二つ目は大学内にある幼稚園で行いました。日本人の子どももいて時には日本語で指導することもあるのですが、幼稚園で使う英語や、どんな事をさせたいのか考えて行動することなど、様々な事を学ぶことができました。三つ目のボランティアは、友達のお家の子どもに日本語を教えることです。5歳の男の子ですが、現地の日本語補修校に行こうと日本語を勉強しています。

    ハワイということもあり、競争率も高く、今現在も必死に勉強をしています。実際にアメリカで教育の場面に立ち会えたことは、これからの学びや実践に活かせるのではないかと思います。後残りの留学生活も悔いの残らないように、楽しみながらも教育学を学んでいきたいと思います。