中村学園大学・中村学園大学短期大学部

4月26日、2年生の応用調理学実習Ⅰにおいて、三堂徳孝客員教授をゲストスピーカーにお迎えしました。
三堂先生はロイヤルパークホテルや赤坂迎賓館にて総料理長としてご活躍された後、2023年3月まで、本学の食物栄養学科の教授を務められ、社会で活躍する栄養士を数多く育成されました。

この日の講義では、「焼き菓子」の調理示範と実習指導が行われました。学生たちも久しぶりにお会いする三堂先生の講義で嬉しさもあり、終始和やかに進められました。その中にも、先生の講義を真剣に聞く眼差しが見られました。
調理示範の中では、「この場での失敗を恐れてはならない。失敗から学ぶことは大きい」「作ったものが美味しいのか、何が良くて何が足りないか、自分の舌でしっかり確かめることが大事」「基礎がしっかりしていれば、いかようにも世界は広がる」など、学生たちにエールを送られました。

また、この日の講義では病院管理栄養士の方からの相談を受けて考案された、「スイカのゼリー」も紹介され、食べる方のことを考えて試行錯誤したり、自分なりのアレンジを加えることなど「調理の楽しさ」を学生に伝えられていました。

示範後の実習でも、学生に寄り添い丁寧に指導して下さいました。学生たちはこの講義で得たものを大切に、これからも調理技術を磨き続けます。