中村学園大学・中村学園大学短期大学部

ヘルスチェックアンケート調査を実施しました

2023年6月7日

6月7日、本学併設の健康増進センターにて、食物栄養学科1年生を対象にしたヘルスチェックアンケート調査を実施しました。

中村学園大学のヘルスチェックは、栄養科学科および食物栄養学科の学生約1000名を対象に、年1回身体測定、血液検査、食事調査等を実施し、在学中の健康状態を詳細に解析します。また、卒業後の長期追跡研究により、青年期の健康栄養状態が中高年期の生活習慣病の発症などにどう影響を及ぼすのか、その関連の解明を目指すものです。

学生たちは、入学前に実施した血液検査の結果と、食生活、生活習慣、運動習慣などについてのアンケート調査の結果をもとに、食物栄養学科と栄養科学科の先生方から、一人ひとり個別の聞き取りを受けました。
毎日の朝食の内容、よく食べる食品、既往症や服用の有無など、聞き取りの内容は学生によって異なります。
学生たちは「毎日ヨーグルトを食べていますか」「卵は一日にいくつ食べていますか」といった具体的な質問に答えていました。また、自身の1日に摂取した栄養素や食品の記録をみて、「摂取カロリーが低めだった」「野菜が摂れていないみたい」と、普段の食事を振り返るきっかけになったようです。

栄養士の業務のひとつに、人の栄養状態や食習慣など総合的に考えて、一人ひとり個別に指導する「栄養指導」があります。これからの学科の学びで、食事調査法ほか、個別の聞き取り等、栄養指導に必要な技術、知識を身につけます。今回のヘルスチェックは、聞き取りを受ける側としての貴重な経験となりました。