中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「たじまへ行こう!着地型商品コンテスト」にて、最優秀賞を受賞

2024年3月5日

流通科学部3年猿渡彩夏さんが、株式会社農協観光の「たじまへ行こう!着地型商品コンテスト」にて、最優秀賞を受賞しました。

このコンテストは、株式会社農協観光が全国の大学や専門学校に通う学生を対象として、兵庫県但馬地域を対象とした「着地型商品」の企画を募集したものです。
着地型商品とは、旅行者が訪れる観光地(着地)側が、その地域の観光素材を活用した体験プログラムを企画・運営する形態です。旅行会社等がつくる発地型商品と比べて、地域の魅力をより深く味わえる、その地域ならではの内容が特徴です。
猿渡さんが提案した商品は「あったかい人生(たび)に参加しよう~美方大納言小豆収穫体験in新温泉町~」で、農業体験、伝統工芸品作り体験を通して産地のモノを楽しむ内容です。農業体験を組み込んだのは、但馬の農業人口の減少という課題へのアプローチでもあります。

全国から約35組の応募があり、優秀賞として猿渡さんを含む5組が選ばれました。猿渡さんは、優秀賞に選ばれた計8名と1泊2日の視察旅行に参加し、実際の但馬の様子や観光地を見て回りました。視察旅行を経て、練り直した商品を再度プレゼン。見事最優秀賞を受賞しました。猿渡さんの提案内容は商品化される予定です。

猿渡さんのコメント:以前から旅行会社の業務に興味があったので、自分で企画したツアーを旅行業界で活躍されている方々に高く評価していただけたことがとても嬉しかった。
このコンテストに応募して、自分の興味や、自分の持っている力、まだ足りない力を再認識できた。自分がしたい仕事に就くために今後の就職活動を頑張りたいと思う。
今年の夏ごろに私が企画したツアーが実際に商品化されるので、たくさんの人に参加していただけたらいいと思う。