中村学園大学・中村学園大学短期大学部

小学校の「国語」の授業と研究協議会に参加

2022年11月26日

2022年11月17日(木)、武雄市立北方小学校の第2学年国語の授業を参観し、研究協議会と講話に参加させていただきました。
授業は、「きせつのことば3 秋がいっぱい」という単元で、文章を構成する・書くことを目標に、クラゲチャートで思考を整理したり、そのチャートを学級で共有してコメントし合ったり、個別の学びと協働の学びがある授業でした。45分の中で、端末上で多くの質問やコメントが飛び交う活発な授業でありながら、静かに進んでいく様子を観察しました。

研究協議会・講話では、授業の中で教師は伴走者として、指導の個別化や価値づけをどのように行っていくか考えなければならないと学びました。また、チャートは思考の整理ツールであると聴き、発達段階に合わせて方法を知る段階と選ぶ段階を決めて、児童の高まっているスキルを基盤として、ICT活用を考えるべきだと感じました。そして、授業の様子や先生の講話を通して、個別最適な学習は自分のペースや自己選択・決定が可能となるため、合理的配慮に繋がるだろうと考えました。
実際の授業と研究協議会に参加させていただき、児童の反応や授業の工夫と意図を学ぶ、貴重な機会となりました。

教育学部3年 坂田 雪菜(山本朋弘研究室)