中村学園大学・中村学園大学短期大学部

あさひ幼稚園のお化け屋敷ごっこに参加しました

2023年7月21日

2023年7月14日(金)、野中ゼミの学生12名で、大学付属あさひ幼稚園の「わくわくデー(よるまでようちえん)」のお化け屋敷ごっこに参加しました。

今回の「わくわくデー(よるまでようちえん)」は、年長組の幼稚園児達が友達や先生達と夜まで幼稚園で過ごすというものでした。この日は、普段よりも長く活動するということもあり、夜に向けてお昼寝をしたり、みんなで晩ご飯のカレーを食べたり、花火を見たりといつもとは違う園での過ごし方や雰囲気を楽しんでいる様子でした。

私達は今回、夕飯後に行われた、子ども達主催のおばけやしきに、お客さん役として参加しました。子ども達はどうやってお客さんを驚かせようかと、この日に向けてクラスやグループで作戦を練って準備を重ねてきたようです。おばけやしきの会場となる保育室には、手形が付いた黒いビニール袋がぶら下がっていたり、不気味な音やBGMが流れていたりと様々な工夫がされていました。子ども達自身も、おばけ役としてはりきって配置に付き、様々な驚かせ方をしていました。あるグループは突然大きな声を出しながら現れてみたり、またあるグループはお客さんの足を掴んでみたり、足元にお手玉を散らしてみたりとグループによって驚かせ方に違いがあるのも面白かったです。お客さん役である先生方と私達が存分に怖がっている様子を見て、おばけ役を終えた子ども達は満足そうな表情を見せていました。

今回私たちが関わったのは少しの時間だけでしたが、子ども達が楽しく満足感を持っておばけやしきごっこができたのは、当日までの過程や当日の生活の流れがあったからこそだと思います。この日にむけて子ども自身が考え、話し合い、工夫しながら準備をしてきたからこそ、また、そうできるように先生方が計画し援助してきたからこそ期待感と満足感のある楽しい1日になったのだと感じられました。

今回の活動に参加して、改めて、子どもの遊びを中心とした保育をしていくことが大切だと学ぶことができました。今回のように子どもや保育者と関わる機会を大切にしながら、この経験を次につなげることができるよう学び続けたいと思います。

教育学部 児童幼児教育学科 野中ゼミ 4年 平井舞子