福岡県立修猷館高等学校にて園児と高校生との交流会に参加しました
2024年1月11日(木)、福岡県立修猷館高等学校にて、あさひ幼稚園年長児とひなたの風保育園年長児・高校生との交流会が行われました。交流会には、あさひ幼稚園とひなたの風保育園の園児と先生方、修猷館高校の生徒が参加し、中村学園大学教育学部８名が引率をしました。
あさひ幼稚園から修猷館高校までの道のりは徒歩で移動をしました。子どもにとっては30分ほどの長い道のりでしたが、道中ではワクワクとした姿や、いつ高校の建物が見えるのかと期待をしている姿がありました。先生の話をしっかりと聞きながら、頑張って歩く子どもたちの様子が印象的でした。
高校に到着した後は、園児と高校生で挨拶をし、「猛獣狩り」のゲームをして遊びました。初めて会う高校生のお兄さんやお姉さんに戸惑いつつも、一緒に遊ぶことを楽しんでいる様子が見られました。
次に、高校生が用意した折り紙遊びやお絵かき、絵本の読み聞かせ、ハンカチ落とし等の自由遊びをしました。高校生と一緒に折り紙で鶴やハートを折ったり、キャラクターのイラストを描いたり、好きな絵本の読み聞かせをしてもらったりしていました。ハンカチ落としでは、高校生の面白い姿を見て笑って楽しんでいるようでした。高校生は、より遊びが楽しくなるようにルールに工夫をする等、それぞれの子どもに合わせた遊びや関わりを自然に行っているように感じました。
自由遊びが終わった後は、園児と高校生でお別れの挨拶をし、園児は花道を作って高校生を送り出しました。高校生から折り紙で作ったリースやメダルを貰い、子どもたちは嬉しそうにしていました。子どもと高校生が一緒に遊ぶ姿を見て、同じ目線で関わることの意義を改めて実感しました。
今回の交流会に参加して、園外保育を行う時の計画・準備を丁寧にし、保育者間で密に情報共有することや、高校生や保育園児等の地域の人と一緒に過ごす機会を設けることの大切さを味わうことが出来ました。保育者として子どもと一緒に活動する時には、今回の交流会で学んだ事を活かしていきたいです。
教育学部 児童幼児教育学科 野中ゼミ ４年 柴田 未夢
