中村学園大学・中村学園大学短期大学部

味の素(株)による「味覚」の講義が行われました

2020年10月3日

9月29日、栄養科学部1年を対象にした必修科目『実習・食事設計と調理Ⅱ』にて、味の素㈱による「おいしさの科学」の出張講義が行われました。
東京支社より、営業企画・広報グループの菅野由美子氏を講師に迎え、「味覚」についての講義、五味識別テスト等が行われました。
5つの基本味である甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の1つであるうま味は、昆布やかつお節から取ったおだしの味のことです。日本人による「うま味」の発見や「うま味調味料」の発明など、うま味に関する歴史と科学的な成分結果について、ご説明いただきました。また、五味識別調査では、学生たちは五感を最大限使って識別テストに臨みましたが、基本味すべてを識別できた学生は、全体の1〜2割くらいでした。
菅野氏は、1年間味覚トレーニングする事でパネラーのように五味が識別できると言われ、学生たちは味覚について興味がわいた様子でした。