中村学園大学・中村学園大学短期大学部

中村ゼミ~「カンボジアスポーツ大会」開催報告

2019年2月13日

小学校の校門で出迎えてくれた子供たち

流通科学部の中村ゼミでは、カンボジアの子供たちにスポーツの楽しさを知ってほしいという思いから、小学校でスポーツ大会を開催するために、2019年2月3日から6日まで、カンボジアの観光都市シェムリアップへ行きました。
目的地の小学校は、シェムリアップ空港からバスで片道5時間かかるバタンバン州にあり、カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)が地雷を撤去した土地に建設した小学校です。12 月9日の天神街頭での募金活動で集めた資金で、ドッチボールを5個と全生徒120人分のプレゼント(巾着、竹とんぼ、消しゴム)を用意することができました。
2月4日朝、バタンバンのホテルからバスで1時間半ほどかけて小学校へ行きました。35度を超える暑さで、歩くだけでも汗が出るような気温でしたが、バスを降りると子供たちが門のところで合掌してお出迎えをしてくれていました。スポーツ大会では、最初はなかなかボールに触ることができなかった子供たちも、私たちのレクチャーを見て、だんだんと積極的にボールを投げてくれるようになりました。
無事に大会を終え、用意したプレゼントを渡しました。1人1人手を合わせ「オークン(ありがとう)」と笑顔で御礼を言う姿や、無邪気にボールで遊び笑う姿がとても可愛らしく、ボランティア活動をしてきて本当によかったなと思いました。
最終日は、アンコールワットを観光しました。世界遺産を初めて見ることができ、神秘的で感動しました。貴重な体験ができました。
カンボジアは、田舎と都心とでは環境が全く違います。今回訪れた小学校は、水、電気が通っていません。カンボジアを実際に見て現地の子供たちと触れ合い、まだまだ私たちにできることは沢山あると感じました。これからも、1人でも多くの人が笑顔になれるようなボランティア活動をしていきたいと思いました。

流通科学部3年 川口 時和