中村学園大学・中村学園大学短期大学部

中村学園大学付属あさひ幼稚園での保育補助を通して

2022年12月5日

中村学園大学には、大学のそばに付属のあさひ幼稚園があり、保育者を目指す教育学部の学生たちが保育現場を学ぶ場となっています。

2022年12月3日、あさひ幼稚園での劇発表会がありました。
この発表会の補助業務に教育学部4年生5名が入りました。普段からSJ(スチューデントジョブ)として絵本の読み聞かせや遊びを通して子どもたちと接している学生たちがほとんどです。
学生たちは、保護者誘導、劇発表の写真撮影、オンライン配信業務、別室で会場の様子の中継を視聴する兄弟児の保育の補助にあたりました。オンライン配信は、発表会会場の密を防ぐための感染対策のひとつです。

学生たちに話を聞くと、園での保育の補助業務の経験が「実習のときにとても役に立つので、ありがたかった」といいます。
保育の事前準備や、行事を円滑に進めるための職員の役割など、園での具体的な仕事を知ることで、実習のときに自主的に動くことができたそうです。
保育補助についても、「子どもたちと継続して積極的に関わっていると、子どもたちがだんだん私の話に耳を傾けてくれるようになります。保育のベースにあるのは、やはり信頼関係なんだと実感しました」と話すのは教育学部4年の野村史佳さん。
劇発表のサポートも、4月から保育者として現場で勤務する学生たちの「できるだけ保育の現場を体験しておきたい」という意欲的な姿勢がうかがえました。