中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「みんなのSDGs展」フード・マネジメント学科生がワークショップを開催

2023年2月15日

2月4日(土)から26日(日)に渡り、福岡市科学館3階では一般社団法人福岡SDGs協会による「第2回みんなのSDGs展」が開催されており、2月11日、12日の2日間は中村学園大学フード・マネジメント学科の学生による小学生を対象としたSDGsワークショップが行われました。
2月11日は用松ゼミの3年生14名が「未来を守ろう―私たちとSDGs―」をテーマとしたエコバック作りやSDGsクイズのワークショップを行い、多くの親子連れが参加してとてもかわいいオリジナルのエコバックが出来上がりました。
2月12日は同学科「ライフステージ論Ⅱ」の授業から7名の2年生グループが「ヴィーガンで何?―SDGsとのかんけいを学ぼう―」をテーマに、SDGsクイズのスタンプラリーを行い、子どもたちの多くが初めて聞く「ヴィーガン」とSDGsの関係を、クイズを通して学んでもらいました。
こちらのワークショップも、準備していたスタンプラリーの台紙がなくなるほど多くの親子が参加してくれました。
また、授業の中で作成したヴィーガンやベジタリアンに関する情報提供用のリーフレットを子どもたちの保護者やその他の来場者に配布できました。
 

【学生のレポート①】
普段学生同士や大人に向かって発表や説明をしている私たちが、子どもたちに向けたイベントを開催するのは想像以上に難しかったです。
子どもたちに喜んでもらうにはどうしたらよいのか、どんな言葉で伝えたらよいのか、何度も何度もみんなで話し合いました。
私たち自身も改めてSDGsについて知ることができ、子どもたちと一緒に世界で起こっている問題に目を向けることができました。
また、クイズでは子どもたちが失敗や間違いを恐れず、まっすぐな眼差しで意欲的に挙手している姿に感銘を受けました。
最後には参加者の親子ともに満足して帰っていただくことができ、大変嬉しく思います。貴重な体験をありがとうございました。

フード・マネジメント学科3年 湯通堂 雅恵(用松ゼミ)

【学生のレポート②】
今回のワークショップは、「ヴィーガン」をテーマに取り組みました。
このワークショップを通して私は、ターゲティングをしっかりすること、十分に情報を収集することが大切だと分かりました。
今回のターゲットは小学生でした。
企画を考える上で難しかったところは、いかに楽しんでもらって、また新しい発見をして貰えるような内容にするか、難しい言葉をいかに分かりやすく崩して説明できるかが大切です。
それを考える手助けとなったのは、事前に会場視察をしたことです。会場の広さ、様子、お客さんの人数は視察前に予想していたものとは違う点が多く、構想していたものを一部変更もしました。
事前視察を行ったことで、より良い内容を考えることが出来たと思います。
ネット以外にも、自分で見て感じることも立派な情報収集であり、とても大切なことだと学びました。

フード・マネジメント学科2年 稲葉 祐衣(「ライフステージ論Ⅱ」受講)

 
↑会場で配付したリーフレット(クリックするとPDFで閲覧できます)