中村学園大学・中村学園大学短期大学部

小学校の国語の授業と研究協議会に参加しました

2023年2月15日

2月9日(木)、武雄市立北方小学校の第6学年国語の授業を参観し、研究協議会と中村学園大学教育学部の山本 朋弘教授の講話に参加させていただきました。
授業は、「『メディアと人間社会』池上彰」、「『大切な人と深くつながるために』鴻上尚史」という単元で、二つの教材を比較し、一人で「マイ黒板」や「Google Jamboard」を使ってそれぞれの筆者の主張はどの部分なのか、また筆者は何を言いたいのか考え、作成した「Google Jamboard」をもとに班内で共有し話し合い、そして全体でどのような主張をしているのか考える授業でした。
児童自身がどのようなまとめ方が自分に適しているのか考え、選択し、ツールを用いながら静かに黙々と活動を進めていくという姿を見ました。班での学習でも無駄な会話が一切なく、「Google Jamboard」で友達の考えを見ながら班で一つの考えにまとめていました。

研究協議会・講話では、「個別最適な学び」と「協働的な学び」が混在した授業を目指していく必要があるということを学びました。また、すぐ結果が出るものだけでなく、1年間といった長い目で考え、これからのICT活用について考えていくべきだと感じました。そして、授業の様子や山本 朋弘教授の講話を通して、個別最適な学びと協働的な学びについて理解を深め、児童にとっての最適な学びを促せたらと考えました。
実際の授業と研究協議会に参加させていただき、児童の反応や授業の工夫と意図を学ぶ、貴重な機会となりました。

山本 朋弘研究室 教育学部3年 中村 春菜