ハワイ大学カピオラニ校のシェフによるハワイ料理教室を開催しました
6月17日(土)、ハワイ大学カピオラニ校(以下、KCC)より、調理学科のアレン・ツチヤマ シェフ、グラント・イトミツ先生を招聘し、本格的なハワイ料理の料理教室を開催しました。
この料理教室は「食のナカムラ」ならではの、食を通じた国際交流のイベントで、今回は全学部の学生や保護者、本学併設の中学・高校在学生の保護者など、多くの方にご参加いただきました。
まず初めに、ハワイの文化や食、郷土料理について、グラント・イトミツ先生から動画やスライドを用いてご紹介いただき、その後、アレン・ツチヤマ シェフよりハワイ料理のデモンストレーションが行われました。
食材や調味料の中にはハワイから直接持ってこられたものもあり、参加者たちは本場の味を確かめながら、終始真剣な眼差しでハワイの文化や料理への理解を深めている様子でした。
<デモンストレーションメニュー>
■午前の部(保護者向け)
パイアイ
ハワイ風マグロのポケ
ガーリックシュリンプ
■午後の部(学生向け)
チキンとソーセージのジャンバラヤ
うなぎ山椒クリームを詰めたパイアイコロッケ
アヒリムポケのクルトン添え レモンアイオリ、スイートソイグレーズ
この日は「ダブルディグリー留学プログラム」制度を利用してKCCに留学していた学生や、本学で管理栄養士を目指して学ぶ学生が、料理に関する知識や調理技術を生かし、シェフのアシスタントを務めました。
KCCで一流のシェフから学んだ調理技術や、シェフと英語で会話する様子はとても頼もしく、参加した学生たちも刺激を受けている様子でした。
料理教室は、午前の部・午後の部ともに多くの質問がなされ、とても充実した時間となりました。参加いただいた方々からも「貴重なデモンストレーションを目の当たりにして、感動しました。」「ハワイの文化と食についてふれることができ有意義な時間でした。」「シェフの手さばきや学生への対応を直接拝見でき、貴重な機会となりました。」などの感想をお寄せいただきました。
午後の部には、本学在学中にKCCに留学し社会に羽ばたいた卒業生も、さらに成長した姿を見せてくれ、嬉しいひと時となりました。
アレン・ツチヤマ シェフ、グラント・イトミツ先生を始め、ハワイからお越しくださったスタッフの皆様、そして料理教室に参加してくださった、保護者の方々に心より御礼申し上げます。
<ハワイ大学カピオラニ校について>
ハワイ大学カピオラニ校は世界的に有名なワイキキビーチの東、ダイヤモンドヘッドの近くに位置しており、全米でトップ20 に入るカリナリースクール(調理学科)を有しています。アメリカ料理連盟教育財団認定委員会(ACFEFAC)より、最高レベルの教育水準を持つ教育機関として認定されおり、世界的に有名なシェフを多数輩出している優れた大学です。
中村学園大学は2018年より、ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジ( KCC)と包括連携協定を締結しています。海外の食文化やフードビジネスを学び、グローバルな視点を養うことを目的に、KCC講師による料理教室、本学の学生派遣などの連携を続けています。また、2023年3月には、「Food Studies Program」でKCCの学生7名を受け入れ、日本、福岡の食文化を伝えることができました。
これらの交流を通して、学生たちはお互いの食文化への理解を深めるとともに、豊かなコミュニケーション能力を身につけています。