石橋ゼミ UR都市機構との連携企画~七夕飾り~
中村学園大学は、2014年10月にUR都市機構と連携協定を締結し、UR団地住民の支援や交流促進などコミュニティ活動の再生と活性化に貢献しています。
キャリア開発学科は、締結当初より近隣の団地の高齢者や子どもたちを含む住民の世代間交流や、住民と学生との交流に取り組んできました。
居住者へのヒアリングやニーズ分析を行い、UR 都市機構関係者と協議しながら学生が毎年イベントを企画しています。
前学期、キャリア開発学科の石橋ゼミでは、「星の原団地・宝台団地での七夕飾り」を実施しました。
UR星の原団地(福岡市早良区)、UR宝台団地(福岡市城南区)の皆さんと石橋ゼミの学生およびキャリア開発学科の有志の学生で、七夕飾りの折り紙と短冊を制作しました。団地の皆様から学生に、折り紙と短冊の作成依頼があり、団地の皆さんと学生それぞれで七夕飾りの折り紙や短冊を制作しました。
そして、約500個の完成した飾りは、団地の皆様が簾に飾りつけをされました。
星の原団地では掲示板、商店街の壁、郵便局、集会所などに飾られ、宝台団地では集会所の中や近隣の病院、介護施設、薬局、公民館に飾られており、団地住民の皆さんの目を楽しませています。
そして今年は、宝台団地の自治会の方が作られた七夕飾りが現在、2号館2階の編入学支援ルームの前に飾られています。
イベントの企画や事前準備は大変でしたが、多世代交流、地域貢献を体験できる貴重な機会となりました。キャリアの学生とUR高齢者の方々との連携、1年に1度の七夕ですが、このような素敵な出会いもあっています。キャリア開発学科では、世代を超えたコミュニケーションのビジネススキルも学んでいます。学びの場としても、このような機会は大変貴重であり、学生の実践的な学びに繋がっています。
UR都市機構の皆様、各団地の皆様、厚く御礼申し上げます。