中村学園大学・中村学園大学短期大学部

【ハワイ カピオラニ通信2023.7月】

2023年7月24日

ハワイの夏の暑さ、湿気も本格的になり、気づけば1年間のハワイでの留学生活も終わりを迎えようとしています。
拙い英語と頑張ろうという意気込み、そして両手に有り余るほどの心配と不安とともにハワイにやってきた1年前。
そこからは想像もできないようなキラキラとした日々を過ごすことができたこと、様々なことを教えてくださった中村学園大学やKCCの先生方、ハワイでたくさん助けてくれた友達たち、そして支えてくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

今月に入り、インターンシップとしてレストランで働くのもいよいよ終わりに差し掛かってきました。
働き始めた当初は何もわからなかったキッチンの中もずいぶん自由に動けるようになり、仕事の内容にも慣れて、スムーズに動くことができるようになりました。
KCCで調理技術や、キッチンで働くときにどう動くべきかなどについては学んだつもりでも、いざ実際に働いてみるとなかなか上手くいかず、自分のできなさに心が折れそうなときもありましたが、最初に比べれば、効率的に動くことができるようになったなと感じています。
今、私は主にサラダやデザートを作るステーションで働いており、忙しい日には大量の注文が入るのですが、それらを1人で捌ききった時の達成感がとても嬉しいです。
また、同じ職場で働く料理人の先輩方やサーバーの方に「Good job!」と声をかけてもらえることも、頑張る原動力になっています。

私の職場は休日が週によって違うので、土曜日や日曜日ではない日におやすみをいただくこともあります。
だいたいの友達は、平日は忙しくしていることが多いので、一人で前々から気になっていた場所に行ってみたり、足をのばしてすこし遠くまで出かけてみたりと、一人時間も満喫しています。
最近はずっと行きたいと思っていたマノア地区にあるブーランジェリーにも訪れることができました。
営業時間が短く、アクセスもあまりよくないため機会を逃し続けていましたが、今月やっと食べることができたスイーツとパンは、時間をかけて行った意味があったなと思える美味しさでした。

インターンシップは来月初頭まで続きます。
帰国を目前にしてまだまだやりたいことも学びたいこともたくさん残っているので、悔いの残らないようにやりきりたいです。

フード・マネジメント学科3年 瀧川 あかり