仁後ゼミ「柳川の食材を活かした新たな食開発」 ~ゼミ活動成果報告会と有明海体験学習~
2023年10月10日
仁後ゼミは、「柳川の食材を活かした新たな食開発」をテーマに、柳川の未利用食品シオフキ貝を使ったレシピ開発を行っています。
9月30日、柳川市にある「やながわ食の学校(柳川むつごろうランド内)」で、ゼミ生がシオフキ貝を用いたレシピ開発について、柳川市水産振興課、福岡県水産海洋技術センター、柳川市観光課担当者を対象に成果報告会を行いました。
今回提案したのは、柳川産シオフキ貝の和風パスタ、クリームパスタ、海苔ボンゴレの3種類の冷凍パスタです。柳川市の方々は「シオフキの淡白な味にソースが合う」「シオフキの食感が活かされている」と興味津々でした。
今回のレシピ開発について、ゼミ生たちは、「シオフキ貝は、砂出しと洗浄が大変。しっかりと処理をして、手軽にシオフキを味わってもらえる冷凍パスタを考えた」といいます。
レシピ開発にあたり、シオフキ貝の特性や良さを理解している学生たち。柳川市の方からの「シオフキとアサリどちらが美味しいか」の問いに、ゼミ生全員が「シオフキの方が美味しい」と答えていました。
また、同ランド内にて、有明海の伝統的な漁法の「くもで網漁」も体験させていただきました。「くもで網漁」は、有明海の干満の差を利用した漁法です。海岸に竹のやぐらを立て、その上から網を張りました。シバエビ、スズキ、エツ、ワタリガニ、エイが獲れ、こちらも食の学校で調理して振舞いました。