持松ゼミ(3年生) 株式会社アンドローカルズ代表取締役 高倉朋子様をゲストスピーカーにお迎えしました
11月14日(火)、持松ゼミ(3年生)において、株式会社アンドローカルズ代表取締役 高倉朋子様をゲストスピーカーにお迎えし、「理念に基づくマネジメントの実践について」をテーマに勉強会を行いました。
当ゼミでは、経営資源の中の人に焦点を当て、マネジメントのあり方や理念経営等をテーマに据え、「つなげる・つながる」をキーワードに研究をしています。
今回、株式会社アンドローカルズ様の「尊い生産と食卓をつなぐ」という理念を軸とした、生産者と消費者を「つなげる」ビジネス展開についてお話いただきました。
当企業は女性チームの建築・デザイン会社が本体で、まちの飲食店や地域の公共施設のリノベーションを手掛けられています。その中で、様々な「つながり」が生まれ、次第に地域の食文化や知恵など、生産者が丁寧に作られているものに出会われたとのこと。‟まちにローカルを伝えたい“その想いでトータルブランディングを行い、「大義(social cause)」と「差異(difference)」を軸に商品化しながら、生産者と消費者をつなげておられます。「つながった人や企業から、さらにつながりが生まれる」というお話がとても印象的でした。
さらに、経営の中で最優先にしているのは、「働く人の幸せ(一緒に働く人が健全)であること。」というお話がありました。高倉様の子育ての経験も含めたキャリアプランについても触れられ、女性経営者ならではの考え方に、多くの事を学ばせていただきました。
勉強会の最後には、学生全員からたくさんの質問がなされ、高倉様は一つ一つ丁寧にご回答くださいました。
学生からは「流通科学部で日頃学んでいることと結びついた。視野を広く持ち、今後にも繋げたい」「人との繋がりを大切にしているからこそできる素敵な商品ばかりで、私も何か地域活性に携わる企画をやってみたい。」「地域の魅力を発信していこうとする姿勢に感銘を受けました。」等の感想が寄せられました。事前にお店を訪れてから勉強会に臨むなど、学生達の意欲の高さも伺える勉強会でした。
高倉様には、お忙しい中、貴重な機会をいただきまして心より感謝申し上げます。