【ビジネスエントリー演習Ⅱ】流通科学部卒業生によるキャリアビジョンに関する講演
この授業は、流通科学部3年生を対象に、多様化・複雑化する大学卒業後のキャリアについて考え、各自の進路目標に向かって円滑に就職活動を進めるために必要な基本的知識を取得することをねらいとしています。
11月22日の講義では、中村学園 総務部の職員であり流通科学部の卒業生である白濱裕介さんが、ご自身の進路選択、キャリアビジョン、個人理念などについて講演を行いました。
白濱さんが同じ学部の卒業生であり社会で活躍されていることや、冒頭にご自身の大学時代についてありのままにお話をされたことで、学生たちは一気に親近感を抱いていました。また、就職活動の話においては、これから就職活動が始まる学生、すでにスタートを切っている学生がそれぞれに、自分の「今」と照らしあわせているようでした。
話は新入職員時代、現在の活躍へと進み、学生自身が想像をしている未来と現実のギャップを感じた部分も多くあるようでしたが、学生時代のこのタイミングでそのギャップを知ることには大きな意味があります。
成功も失敗も、それらから得た学びや成長も、すべてにおいて説得力のある講演で、一本筋を通した白濱さんの生き様や考え方に、多くの学生が感銘を受けている様子でした。
「目の前にあるチャンスには、できるだけ手をあげること」「率先垂範 まずは自分が動くこと」「無駄なことを経て、合理的になる」など、学生がこれから就職活動を進めていく中で、さらには社会に出てからも胸に残る言葉の数々でした。
学生からは、「社会人の心構えとして肝心なことをたくさん教えていただいた」「新しいことにチャレンジし、いかに変化への対応力をつけるか。そして企画力・提案力を身につけるかが大切だとわかった。」「最後に仰っていた『自分で選んだ道を自分で正解にする』という考え方がとても印象に残った。」「就活の先にある、『仕事』というものについて、しっかり考えるきっかけになったので良かった。」など、多くの感想が寄せられました。