2023年度 ネスレ日本九州支社との産学連携 最終プレゼンを行いました
フード・マネジメント学科2、3年生の有志学生17名と、ネスレ日本九州支社様で活動する「一杯の価値プロジェクト」(担当:藥師寺 哲郎教授)では、食品価格高騰のなかでいかにコーヒー一杯の価値を消費者に伝えるかについて、ビジネスアイディアを探ります。
学生たちは3チームに分かれ、それぞれが店頭でのPOPを提案。実際に店舗にPOPを設置し、その効果測定を行いました。また、ネスレ日本九州支社の方から教わったビジネスに対する視点やマーケティング手法を用いて、「ネスカフェゴールドブレンド」の販売促進のためのビジネスアイディアについて提案をまとめました。
1月19日、学生たちの最終プレゼンでは、神戸のネスレ日本本社のマーケティング担当者様にもオンラインで参加いただきました。学生の提案は、コーヒーに、美、健康といった新しい価値をもたせたもの、若い男性をターゲットにしたものなど様々です。
学生のプレゼンに対して、「資料がわかりやすく、プレゼンのスキルも高い。伝えたいことが明確に伝わってくる」、「新しいターゲット層として若い人を獲得するうえでどんな新たな価値が必要であることがわかった」と講評をいただきました。改善点もご指摘いただき、学生たちは熱心にメモをとっていました。
「フード・マネジメント学科で学んだことを実践してみたいと思って参加した。」という学生に、このプロジェクトでの自身の成長を聞くと、「粘り強く取り組んだこと」と答えてくれました。プレゼン資料をネスレ日本九州支社の方に何度もみていただき、発表内容も直前までメンバーで話し合いを重ねたそうです。「アイディアに困ったときもメンバーで助け合ってきた。同じ目標に向かって全員で考えることで中身が詰まった良い発表ができたと思う。将来就きたいと思っている商品企画の仕事のイメージもつかめた。参加して本当によかった」と話してくれました。