第1回科学教育系学生交流会(Science Education Student Exchange Forum; SESEF-1st)に新井ゼミの4年生が参加・発表いたしました
「学生に楽しんで研究に取り組んでもらうためにどうしたらいいだろう。」
2023年12月26日に、同じ悩みを持つ大学教員が集まり、議論が交わされました。その中で大学間の学生交流は、互いに刺激を与え、研究の面白さに触れ、場所は違っても同じことに対して頑張っている仲間がいることを実感することができる良い機会となるのではないかとの提案がなされ、科学教育に関わる研究者の有志によりSESEFが立ち上げられました(SESEF-1st実行委員長・川崎弘作(岡山大学))。
第1回となる4月20日(土)には、岡山大学、大阪教育大学、東京学芸大学、北海道教育大学、宮崎大学、そして中村学園大学の教育学部大学生24名が発表を行いました。大学は違えど、同じ教育学部の中で学ぶ学生同士であるということで、オンライン上では活発な質疑・応答が行われました。驚いたこととして、Zoomのオンライン会議中におけるチャットの有効利用です。発表中に出てきた分からない専門用語や背景となる研究について、大学の先生方がチャットで説明してくださったり、参考文献を適宜挙げて下さったり、また発表終了後は「頑張ってください!」とメッセージをいただいたり、オンライン会議だからこそのコミュニケーションも体験することができました。
中村学園大学から参加した私たちは幼児教育を専門とし、その他の発表は全て小学校以降の理科教育に関することを専門とした発表でした。よって、小学校以降の学びについての議論は非常に新鮮でした。加えて、幼児の学びや育ちを小学校以降の教育に活かすためにはどうすべきなのかを、他大学の先生方、学生の皆さんと考えることができたことで、幼稚園教諭・保育士として将来の責任感が増しました。なお、他大学の学生の発表を聞く中で、まだまだ勉強が足りないことも実感いたしました。
この経験を活かし、卒論発表に向けて1年間頑張っていこうと思います。
新井ゼミ 占部・三島